「恋と映画とウディアレン」
February 15, 2013
絶賛おススメ!『恋と映画とウディ・アレン』

キャッホ〜!やっと観ました!!
劇場でニヤニヤしっ放し!
最高にときめいた2時間♪
ウディ・アレンファンはもちろんのこと、
あまり興味のない方にもおすすめ。
何か感じるものがきっとあるはずです。
来週22日まで盛岡フォーラムで上映されています。
公の場でのウディ・アレンは皮肉屋でマスコミ嫌い、
ストレートな質問をかわして自分の内面を明かさない
壁を持っている人だと思っていましたが、
身近な人のインタビューで形作られていく人物像に
とてもピュアなものを感じました。
彼は勇気の人だったんです。
自分自身をごまかさず、
内面と向き合うことができるからこそ
成長し続けることができる。
自分が本当にやりたいことに誠実なので
周りの評価が気にならない。
名声や批評など気にしないから
純粋に自分を信じて
自分の殻を破って
常に新しいドアを開けていくことができる、
(永ちゃんのような!)
初々しい好奇心に満ちたチャレンジャーでした。
年に1本は撮る驚異的な活動の秘密が
ここにあると思いました。
そして人の思いを汲みとる優しさ。
共演した数々の女優さんに愛されているのが
彼のチャーミングさを物語っています。

老いて増々素敵なダイアン・キートン
自身の内面の成長と共に
コメディだけでは捉えきれなくなった
生きていくということ、その人間関係を
幅広いジャンルの映画で描き続け、
「人を思いに浸らせる魔力のある人」
と、本編で言わしめています。
言い得て妙!!
いいですね〜〜、
人を思いに浸らせる魔力・・・。
見城徹さんの『編集者という病』を急に思い出しました。
そこで書かれていた「時間の秘密」。
「時間の秘密というのはものすごく大きなことで、
ものの哀れもせつなさも、
感動はすべてそこから生まれてくる。
時が経つことは誰も止められない。」

なんとも・・・
なんともウディ・アレンらしい一言・・・。
この映画の最後に聞くその一言は
なんというか、
いろんな意味でシビレるのですが、
5歳の時に人生は永遠に続かないと知って
絶望したというウディ・アレンの
創作の秘密も
そこにあるような気がします。
よかったらぜひ劇場へ足を運ばれてみてくださいね。
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