May 24, 2009

頭の位置

最近、肩こりがまったくなくなりました。
以前は猫背のせいもあり、アゴが少し前に出るような姿勢が多く、
肩、首に負担をかけていたんだと思います。

肩、首、アゴの場所のちょうどいい位置・・・頭の置き所を
ヨガをやり始めてしばらく経ってから意識し出したのですが、
これ、呼吸をする上でもとても大切だなぁと思ってます。

真っ直ぐに立っているときや、座位の時は、わかりやすいですよね。

アゴは引くよりは、ほんのちょっとだけ上がり気味、
呼吸が通りやすいように、喉を柔らかくする。
頭の後ろに壁があるとして、少し寄りかかるようにして、
後頭部だけその壁に当てる感じ。

一方、立ちポーズで上半身が傾くとわかりづらい。

例えば、トリコーナ・アーサナ。
BlogPaintどんな風に上体を傾けようと、
首の後ろのラインを
背骨の延長線上に、
頭の方向に伸ばしていく。

首が捻れて嫌な人は、そのまま手のひらと同じ方向の正面向きに。

大丈夫な人は、背骨の延長線上のラインを変えずに、天井向きに。


この時、口は閉じてるけれど口の中も柔らかく、口蓋を意識して、
口蓋の上の方に当てるような感じで呼吸をするとなんだか気持ちがいい。

そして、全身のアライメントが整ったら、改めて、
全身を、自分の身体以上に広げるように呼吸をしていく。

頭頂の方に伸びる意識を持ちながら、広がっていく。

アゴがほんの少し上がっていて、

口蓋を通って、頭頂から背骨までが1本、串刺しになっているような感じ。

最近、この口の中の感覚がマイブームです。

口の中を少しポカンとさせるようにして、
口蓋の上に呼吸を当てるようにすると、
口蓋のつぼの刺激にもなるかも。

ヨガでは瞑想のとき、マントラと言って、
サンスクリット語のエネルギーのある言葉を
声に出して、または心の中で唱えて気持ちを集中させる
瞑想の仕方があります。
これは、その音で振動を作り出して、
純粋な意識の振動と共振しあう方法でもあるのですが、

このマントラを繰り返し唱えることで、口蓋のつぼが刺激され、
視床下部のホルモン分泌と脳上部の脳内物資が変化すると、
『クンダリーニ・ヨーガ』に書いてあるので、
同じような効果があるのかもしれません。

でもあまり難しく考えることなく、
頭の先まで呼吸を通して、

最後は、もっともっと広がるように呼吸を味わうと、
下半身はプルプルしてきますが、
とっても気持ちいいですっ。

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moriokayoga at 20:47│Comments(0)TrackBack(0) yoga 

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