March 26, 2009
イチロー決勝打のアーサナ

野球ファンでもないのに、しつこくてすみません。
(普段見てないだけに、あの延長戦で打ったイチローの姿が衝撃的すぎて心から離れないのでした)
今日の午前中ヨガをやってて思ったんですが、
(写真は「ヨーガバイブル」産調出版より)
あの決勝打を打ったイチローの姿、私の中ではこのアーサナがピッタリくるんです。
ウバヤ・パーダングシュタ・アーサナ
(ウバヤ:両方の意。パーダングシュタ:足の親指)
一度形作って静止した後、上がってきそうになる肩を矢印の方向に、肩甲骨を背骨に沿って、糸を下に引くように坐骨に向けて引っ張る。
そうすると、骨盤の中にあるエネルギーセンターにカツンっと当たって、ビシッと身体の内側で一本通り道ができる。
それが力強くって、気持ちいいー!
胸のエネルギーセンターにも刺激は入ってるんだけど、それをまた呼吸しながら坐骨の方に降ろしていって、
呼吸するたびに、お腹の中にエネルギーが溜まっていく、このどっしり感。
そして降ろすたびにより坐骨を大地に押し付けることで引き上がる循環性。
あの場面でのイチローの気迫と、腹が据わってる様子、揺るぎのない精神面を骨盤のエネルギーポイントに、
壁を乗り越えていこうとする、自分の境界線に挑んで勝ちをつかもうとする、未知のものに出会おうとするひたむきさ、前向きさを胸のエネルギーポイントに感じられる、一粒で2度おいしいアーサナです。