March 22, 2009
花が咲く奇跡
友人から、手作りバックが届きました。
なんておしゃれ〜っ!!
手作りっ、なんですよー
皮のトート。
彼は高校の同級生で、文化祭の時は一緒に8ミリ映画を作った仲。
結構、見た目カッコいいヴィジュアル系だったので出演してもらい、もちろん私は出演せずに撮る方。(あの頃は、外見的にもコンプレックスの塊だったので・・・)
裏のつぎはぎの感じも凝ってる!
今は京都で、主に洋裁関係の手作りの作品を扱う、クリエイティブなお店を経営しています。
かなりパンクなセンスの持ち主。
ご興味のある方、ぜひHP「アンプリトゥード」を覗いてみてください。
今までの作品が、サンプルのページに載っているんですが、ひとつひとつ、とても丁寧で、独創的で、革新的。そして、作品に対する思いが伝わってきます。帽子もバックも作るし、私は本当に彼には才能があると思ってるんです。
ひとつ残念なのは、ちゃんとした営業は今のところお休みしてること。あと1年くらいかな・・・。
でもブログに載せていい?って聞いたら
「躁鬱病の頭のおかしいオーナーが体調が良い時だけ営業している〜〜〜〜 などなど、病的に書いて貰えれば、個人的に好みです。笑」
とのこと。
私、自分が頚椎ヘルニアになったときにあれだけ気持ちが萎えたと思うと、
やはり病気になっている人って、
より強い、、本当に強い、、マインドが必要になってくると思います。
そういう意味では彼は今、日々、戦ってます。
でもあんな風に、ちゃんと自分を客観的にも見れて、自分を笑える人。
そのスピリットがあれば、きっと大丈夫だよね!
石井裕之さんの本に書いてあったのですが、
ある牧師さんは、キリスト教でいう奇跡とはどのようなものか、
そしてそれは本当に存在するのかと訊かれて、
「種を植えたら芽がでてくる。それが奇跡だ」
とおっしゃったそうです。
当たり前すぎるくらい当たり前のこと。
仕組みはわからなくても、
理屈ではうまく説明できなくても、
みんな自然に受け入れていること。
その自然の流れ、そのものが奇跡。
生きていること、一個一個の細胞が絶妙に、精密に働きあって、
一瞬たりとも心臓が止まらずに私たちの指が動くこと。
そしてあんなにもクリエイティブに作品を紡ぎだす。
彼の才能がもっともっと花開く、
そんな奇跡もきっと自然の流れの中にある。