January 03, 2009

ファン心理

「うわっ〜ファンになっちゃった!」

それまで友達だった人を突然好きになるようなことが起こりました。


石井さんはカリスマ・セラピストと呼ばれる方で、本もいっぱい出していて、ご存知の方も多いかと思います。

おととし辺りからコーチングの関係で自己啓発的な本を読むことが多くなり、石井さんの存在も知り、それなりに何冊か読んでいました。

本はそれなりに面白くて、さすが今、人気のあるだけのことはあるなぁとは思っていたのですが、特にそれ以上の思いはなく・・・

年末にまた『壁』という新刊が出て、それも読んだのですが、結構拍子抜けするほどのシンプルさで、実は心に響かなかったんです。

この年末年始、実家の仕事が12月決算でずっとパソコンに向かっていて、その本の、おまけの音声ファイルを何度も聞き流していたのですが、今日突然、石井さんの言葉がスコ〜ンと心の中に落ちてきました。


すべてのセラピーはセルフセラピーで、

すべての催眠はセルフ催眠で、

すべてのカウンセリングは、セルフカウンセリング。

・・・・



おお〜っっっ・・・そうかぁ!!


自分を客観的に見ることの大切さについて話している時に出てきた言葉なのですが、ちょっと衝撃が走りました。

つまり、カウンセラーや、セラピスト、コーチは、クライアントにとって、もうひとりの客観的な自分だったりするわけなんですね。

だからこそ、すべての答えは自分の中に既にある・・・と言えるわけで。

それはヨガの、相対するものをひとつにしていく。そのふたつは同じひとつの裏と表で、それをもう一度統合していくこと。

そして、アヌサラヨガで習ったのは、その相対するものを、ただひとつに統合していくのではなく、その境界線に挑んで、その境界線を押し広げていくことで、もっと広がりのある統合を、自由を、手に入れることができるということ。



すべてのカウンセリングがセルフカウンセリングなら、
自分を客観視できればできるほど、より自分を癒すことができる。

癒すというよりは、

自分を客観的に見られれば見られるほど、より自分が自由になれる。

客観的になるってことは、冷静になることじゃなくて、

客観的になることで、自分で作った足枷がはずれて自由になれて、

より情熱的になれることなんだと。

そんな風に腑に落ちた次第です。


パソコンの音声ファイルがずっとリピートしてて、

「あ、石井さんは、私がわかるまで何度も話してくれたんだわ!」
とすっかりファンに。

変な自己催眠にかかってしまいました。

でもこの本、シンプルすぎて素通りしちゃいそうなのですが、おまけの音声ファイルを聞いてから読み直すと、伝えたかったことがよくわかります。
読むだけと、生の声の力強さの違いもあると思うけど。

そして、自分が何にも読み込めてないことも、よくわかりました。
ご興味のある方は、ぜひ一読どうぞ。

壁 ~カリスマ・セラピストが教える!どんな壁も乗り越えることができるセラピー~壁 ~カリスマ・セラピストが教える!どんな壁も乗り越えることができるセラピー~
石井 裕之

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moriokayoga at 01:26│Comments(1) コーチング 

この記事へのコメント

1. Posted by Orange   January 10, 2009 15:01
そう、セルフセラピーでセルフコーチングなんだよね。

その人自身が自分をもっといい方向性に
もっていってるだけだって。

ホント全て自分の中にあるのね。すばらしいこの世界。

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