September 06, 2008

感情のニーズ

クリス岡崎さんのスピードコーチングというセミナーで、

6つの感情のニーズというのがあって、
すべての人は、自分のほしい感情を得るために
6つの感情のどれかを選ぶ。
そして、その感情のニーズを満たす行動、手段をとる。

ということを学びました。

このことをベースに、いろんなちょっとしたスキルを
合わせて考えていくと、

感情は湧き出るものではなく、

自分が選んでいるもの。

そして感情は、自分でコントロールできる!

ことがわかります。

(「へ〜、それを学んであなたは出来てるんですか?」
などという、突っ込みには、
「出来ている最中です!」と強気に答えてみたりして・・・)

今日はあまり詳しく書きませんが、
その6つとは

安定感  と  不安定感

重要感  と  つながり・愛

成長   と  貢献

です。

そして、最初の4つは、
主に自分を満たすニーズで
ポジティブに、そして自分で満たせもするし、
ネガティブに、そして
人から満たしてもらおうとすることもできます。

例えば、重要感というのは、
特に男性であれば強く感じたいと思っている感情で、


必要とされている、重要である、意義を感じる
他人との違いを強調した個性、独自性
自分は特別であると感じること。

この重要感をポジティブに満たそうとすれば、

勉強や、何かを一生懸命やることになるし、
ネガティブに満たそうとすれば
人の悪口、誹謗中傷に精を出すことになります。

よく言われる例えで

重要感を満たすのは街で一番高いビルを建てるようなもの。

頑張って高いビルを建てるか   →ポジ
まわりのビルを爆発して低くする →ネガ




ところでこの

安定感 と 不安定感
重要感 と 愛・つながりは

それぞれ相反してしまうのが難しいところ。

私はみんなと違う!私は特別!
という思いが強いと(重要感)孤独になってしまう。

いつでもみんなと私は一緒、と愛・つながりを
求めすぎると自分の存在価値、
アイデンティティが揺らいでくる。

なので、重要感と愛・つながりを
どちらも強くのぞむと、どちらも満たされず
自分の中でいっぱいいっぱいになってしまうことがあります。


私も以前、ある人を好きでいながら、
その人を許せない、という思いも
同時にいだいていました。

許せない、  というのは

自分だけの、相手と共有できない、
私だけがこんな思いを味わった、
という、重要感だったんですね。
自分の独自の感情を
許さないということで
ネガティブに満たしていたんです。

こんなのうまくいきっこないですよね。



ところで今日はこんな話ではなく、
これから本題だったのですが、
長くなるので明日に続けます。




moriokayoga at 00:11│Comments(0) コーチング 

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