July 27, 2008

感謝の気持ちを形で表す

先月、代行でテレビ岩手アカデミーのヨガクラスを受け持ったとき、ある方に本をお貸ししました。先日返していただいたのですが、

なんと!

お礼のカード(とっても可愛い)とハンカチをいただいてしまい、びっくりです!!

え〜っ!本貸しただけなのに〜!!

ものすごく恐縮なのですが、なんだかとっても嬉しいのと、その方の律儀さ、誠実さを感じました。

自分がとってもずぼらなので、こういうことをされて改めて、気持ちを行動で表す大切さを感じました。

自戒をこめて、前に読んだ石井裕之さんの『「こころのブレーキ」のはずし方』から少し。

作者の石井さんはサラリーマンになった新入社員の挨拶で、「これからは感謝の気持ちを形で表さなくてはいけない」と言われ、少し反発したそうです。

感謝はものじゃなくて、気持ちが大切なんじゃないのか?社会人になったからといって、なんでモノにすることが必要なんだろう?

でもその後、何年ものセラピーを通じて、この話にこめられた重要なメッセージが理解できたそうです。


私たちは何か感動して、よし、明日からこうなろう!!などと思っても、そのモチベーションって、2、3日しか続きませんよね。
感情というものは、放っておいたら消えてしまうものだからです。

その消えていく感情を定着させる唯一の方法は、

その感情を“行動”に変えること。

なぜなら感情は、受動的な体験。

映画を見て、→  感動した。
何かされて、→  ありがたいなぁと思った。


しかし、“行動”は能動的な体験。

感動したから、  →  自分もダンスを始めてみた。
感謝の気持ちから、→  プレゼントを贈った。

能動的な行動に変えることで、その感情を自分のものにできる。

『ありがたいと感じたら、その感謝を形にして、自分のものとしなさい。
反省したら、その反省を形にして自分のものとしなさい。
憧れを感じたら、その夢を形にして自分のものと死なさい』


他にもわかりやすく、心に響く話がたくさん載っています。
『人生を変える!「心のブレーキ」の外し方』


bureki

moriokayoga at 16:37│Comments(0) daily life 

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