July 27, 2008
セロトニン呼吸法

「セロトニン呼吸法」を読みました。
「火の呼吸」小山先生のところでも、吐いてお腹を引っ込ませながら肛門も締め上げていく丹田呼吸を何度かやっていましたが、その呼吸法を、作者の高橋玄朴さんと、有田秀穂さんは、セロトニン呼吸と言っているようです。
ヨガでは、よりお腹に熱をつくるためにその方法でやっていましたが、こちらの本では、セロトニンを活性化させることにフォーカスをおいています。
ですが、小山先生がおっしゃるところの、脳と肉体のムスビ、神経、内分泌系のムスビにつながるものだと思っています。
詳しい説明はこちら
不安や恐怖をなくし、また逆に嬉しさから舞い上がってしまわないような平常心を作り出すセロトニン。
中庸・・・大切ですね。
最近本当に、ニュートラルでいることは、強さなんだと感じています。自然な、あるがままでいられる強さと言ったらいいのか。
ちなみにセロトニン神経は、ゆっくりとしたリズム運動で活性化されます。
座禅をしてお腹を絞って吐きながら、意識的にリズムを作って動く、丹田呼吸は最適だとか。30分ほどリズムを刻むとセロトニンのレベルはある高さに維持されるそうです。
坐禅ではお線香に火をつけて1本が燃え尽きるまでを1サイクルとして、その時間が30分。長い歴史の中で坐禅の効果が出るにはこのくらいの時間が必要だとわかっていたのでしょう、と書かれています。
セロトニンの原材料はトリプトファン。必須アミノ酸で食物からしかとれません。トリプトファンの多い食べ物は、肉の赤身、魚、大豆製品、乳製品。
でもビタミンB6がないと合成されない。ビタミンB6はにんにく、しょうがなどの香辛料やバナナに入っているので、バナナヨーグルトなんかがいいみたいです。
丹田呼吸のポイントは2点。
呼気では、下腹を絞って吐ききる(肛門もしめる)
吸気では、肛門の力を抜きながら下腹の力を抜く(下腹から膨らみ始めるように吸う)
30分を3ヶ月で身体が変わるそうです。お試しあれ♪
でも、丹田呼吸は下っ腹が出てくるそうなので、
乙女は要注意!!
moriokayoga at 00:13│Comments(2)│
│yoga
この記事へのコメント
2. Posted by moriokayoga December 27, 2011 09:39
高橋玄朴様
コメントありがとうございます。
新刊も、今後の被災地でのヨガにも
とっても役立ちそうな内容ですね。
さっそく読ませていただきます。
HPも覗いてみます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
コメントありがとうございます。
新刊も、今後の被災地でのヨガにも
とっても役立ちそうな内容ですね。
さっそく読ませていただきます。
HPも覗いてみます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
1. Posted by 高橋玄朴 December 27, 2011 08:43
セロトニン呼吸法のことを書いてくださってありがとうございます。
新しく「心も脳も整える! セロトニン呼吸法」(有田秀穂、片端玄朴共著)が青春出版から出ました。
同じ呼吸法ですが、呼吸法で共感脳が活性されることから、人間の優しさや愛情が育つ話に展開しています。
書店でちょっとのぞいてみていただけたらうれしいです。
新しく「心も脳も整える! セロトニン呼吸法」(有田秀穂、片端玄朴共著)が青春出版から出ました。
同じ呼吸法ですが、呼吸法で共感脳が活性されることから、人間の優しさや愛情が育つ話に展開しています。
書店でちょっとのぞいてみていただけたらうれしいです。