February 2009
February 12, 2009
マックス石田さんのコーチング!!
今日は朝8時からスカイプで、マックス石田さんのコーチングを受けました。
1時間くらい・・・と思ってました。
それが、9時半になり、10時、10時半、・・・終わったのは11時。
なんと、3時間に及ぶ長丁場っ。
今、マックスさんは東京で、マイケル・ボルダックの認定プロコーチとして大変お忙しい方です。
え・・・こんなにお時間かけていただいていいんでしょうか・・・。
そして、実はこれ、無料コーチングなんです。
ヨガスタジオを始めて半年。この先、どうしていけばいいのかをお話できたらと思っていました。
「北村さん、ビジネスって何だと思います?」
・・・答えられませんでした。
マックスさんには、ビジネスとはこういうことだという強い信念があり、その通り生きている有言実行の方でした。
私がコーチングを勉強し始めたのは、実はマックス石田さんのメルマガがきっかけ。
2007年、いつ頃からは忘れましたが、英語を勉強したいという思いがずっとあり、たまたまマックス石田さんの「英語リーディング筋トレ―これで英字新聞もこわくない!」を読んできました。
これ、去年は『まぐまぐ大賞2008「語学・資格部門」』で1位をとった素晴らしいメルマガなんですが、当時ほとんど毎日配信されるメルマガの編集後記に、マックスさんが勉強していたコーチングの話がいつも載っていて、とても面白くてコーチングに惹かれていき・・・
そのうち、もう英語の勉強は飛ばしても、編集後記だけは読むようになり、すっかりファンに。
お金を貯めて、コーチング勉強するなら、マックスさんが行ってたところ・・・と決め、2007年の10月にやっと実現。
でも当たり前なんですが、そこにマックスさんはいなく、メールでお礼を行ったっきり、お会いすることもありませんでした。
去年の暮れ、マイケル・ボルダックの本が出て、その本の内容のセミナーを見つけ、
おっ、ヨガの講習とぶつからない!
それになんてお値打ち価格っっ!!
と出ることに決めると、そこになんと、マイケルの認定プロコーチになっているマックスさんがいらっしゃったのです。
今日のコーチングは、そのセミナーの特典、1回の無料コーチング。
プロのコーチングって、こういうことなんだ・・・。
何度かコーチングは受けていましたが、全然違っていました。
そして、コーチングは、ティーチングであり、コンサルティングなんですね。
私の不安、恐怖、自分の中で今まで培ってきた思い込みをはずしていくのに、コーチングやティーチングが必要であり、具体的な仕事面、例えばスタジオをどうしていくかに対してはコンサルティングが必要なんだとはっきりとわかりました。
自分自身を制限してしまっている信念のことを「リミティング・ビリーフ」といいます。あなたが人生で感じるすべての痛みは、このリミティング・ビリーフから生まれています。
今回のコーチングで、私の中にあって、気づかなかった、2つのリミティング・ビリーフを、マックスさんにはずしてもらいました。
恥ずかしいのであまり具体的には書けませんが、一つは、ヨガに対するあるコンプレックスと、もう一つは、いつも私の中にある湧き出る感情があって、でもそう考えるのはよくないことだと押さえつけていたものがあったんです。
自分でも気がつきませんでした。
今日の夜のスポーツクラブでのヨガレッスンの楽しかったことっ!
ほのぼのと、のびのびと、自由を感じられました。
コーチング、恐るべしっ!!
「ビジネスって何だと思いますか?」
「・・・わかりません」
「ビジネスって、愛ですよ」
マックスさん、今日の日を忘れません。ありがとうございました。
1時間くらい・・・と思ってました。
それが、9時半になり、10時、10時半、・・・終わったのは11時。
なんと、3時間に及ぶ長丁場っ。
今、マックスさんは東京で、マイケル・ボルダックの認定プロコーチとして大変お忙しい方です。
え・・・こんなにお時間かけていただいていいんでしょうか・・・。
そして、実はこれ、無料コーチングなんです。
ヨガスタジオを始めて半年。この先、どうしていけばいいのかをお話できたらと思っていました。
「北村さん、ビジネスって何だと思います?」
・・・答えられませんでした。
マックスさんには、ビジネスとはこういうことだという強い信念があり、その通り生きている有言実行の方でした。
私がコーチングを勉強し始めたのは、実はマックス石田さんのメルマガがきっかけ。
2007年、いつ頃からは忘れましたが、英語を勉強したいという思いがずっとあり、たまたまマックス石田さんの「英語リーディング筋トレ―これで英字新聞もこわくない!」を読んできました。
これ、去年は『まぐまぐ大賞2008「語学・資格部門」』で1位をとった素晴らしいメルマガなんですが、当時ほとんど毎日配信されるメルマガの編集後記に、マックスさんが勉強していたコーチングの話がいつも載っていて、とても面白くてコーチングに惹かれていき・・・
そのうち、もう英語の勉強は飛ばしても、編集後記だけは読むようになり、すっかりファンに。
お金を貯めて、コーチング勉強するなら、マックスさんが行ってたところ・・・と決め、2007年の10月にやっと実現。
でも当たり前なんですが、そこにマックスさんはいなく、メールでお礼を行ったっきり、お会いすることもありませんでした。
去年の暮れ、マイケル・ボルダックの本が出て、その本の内容のセミナーを見つけ、
おっ、ヨガの講習とぶつからない!
それになんてお値打ち価格っっ!!
と出ることに決めると、そこになんと、マイケルの認定プロコーチになっているマックスさんがいらっしゃったのです。
今日のコーチングは、そのセミナーの特典、1回の無料コーチング。
プロのコーチングって、こういうことなんだ・・・。
何度かコーチングは受けていましたが、全然違っていました。
そして、コーチングは、ティーチングであり、コンサルティングなんですね。
私の不安、恐怖、自分の中で今まで培ってきた思い込みをはずしていくのに、コーチングやティーチングが必要であり、具体的な仕事面、例えばスタジオをどうしていくかに対してはコンサルティングが必要なんだとはっきりとわかりました。
自分自身を制限してしまっている信念のことを「リミティング・ビリーフ」といいます。あなたが人生で感じるすべての痛みは、このリミティング・ビリーフから生まれています。
今回のコーチングで、私の中にあって、気づかなかった、2つのリミティング・ビリーフを、マックスさんにはずしてもらいました。
恥ずかしいのであまり具体的には書けませんが、一つは、ヨガに対するあるコンプレックスと、もう一つは、いつも私の中にある湧き出る感情があって、でもそう考えるのはよくないことだと押さえつけていたものがあったんです。
自分でも気がつきませんでした。
今日の夜のスポーツクラブでのヨガレッスンの楽しかったことっ!
ほのぼのと、のびのびと、自由を感じられました。
コーチング、恐るべしっ!!
「ビジネスって何だと思いますか?」
「・・・わかりません」
「ビジネスって、愛ですよ」
マックスさん、今日の日を忘れません。ありがとうございました。
February 11, 2009
新しいチョコは買ってみる!?
突然ですが、もしチョコが好きだったとして、何か新製品が出たとき、あなたはすぐ買う方ですか?
新しい行動がおこしやすくなる体質づくりについて。
今年に入ってからの私のマイブームは石井裕之さんの本=潜在意識なので、その視点から。
顕在意識では、ああしたい、こうしたいと思っていてもそれがなかなか出来ないのは、私たちの行動のほとんどは、実は潜在意識が支配しているから。
そして潜在意識の大きな特徴のひとつは、現状をなるべく維持しようとすること。3日坊主のように、何か新しいことをしても、すぐに元に戻そうとする性質を持っている。
なので新しいことをするときは、潜在意識を徐々に慣らしていくのがいい。
新しい行動の最初の一歩は、繰り返し、出来るだけ丁寧にゆっくりと、
目に見えないくらいに少しづつ。
とは、石井裕之さんの本『人生を変える!「心のブレーキのはずし方」』に
全部書いてあるんですが。
最近思うのは、その潜在意識の性質を踏まえて、何か大きい進路転換だったり、一大決心のときのためにも、小さな、ちょっと気になったり、ちょっとやってみたかったりすることは、早くやっちゃって、新しい行動をすぐおこせる体質になっておくのがいいのかなと。
このお店のランチ、どんなかな?と思ったらすぐ入ってみる!
ゴディバの新製品のトリュフ、どんな味なんだろうとか思ったらすぐ買う!
(食べる例えしか思い浮かびません・・・)
小さな事って、まぁいつでもいいやと思っていても、心の中には未消化なまま確実に残っていたりするので、早くやって欲求を解消させることで、新しいことが入るスペースも出来るし、
出来事の大きさに関係なく、
「私はやってみたいことをすぐ実現していく人間です」
というような、自己暗示にもなっていいと思います。
そして、もう一つの訓練法として、日常の小さい変化をいっぱい繰り返す。
起きる時間を変えてみる。起きられないと思うならそれに合わせて早く寝てみる。
いつも歩く道を変えてみる。
本屋さんで足を踏み入れたことのないコーナーで、何か本を買ってみる。
観たことのないジャンルの映画を、映画館で観てみる。
人に対する対応の仕方を変えてみる。仕切って飲み会の企画とか。
とにかくやったことのないことをやってみる。
小さな変化を毎日、何かしらすることで、自分の中の変化に対応する領土を広げておく。新しい行動って、結局、大きな変化のことなので、自分の中で対応しやすくなる。いきなり大きな行動をとるより、こんな些細なことの方が、潜在意識には効くみたいです。
今日、ヨガの後で「行動すること」についての質問を受けたので、違う視点から書いてみました。
書いて一番納得しているのは自分です。
タイトルは私のコーチングの師匠、クリス岡崎さんの言葉ですが、明日、ず〜っっと気になっていたロイズのポテチクランチチョコを食べる決心がつきました!
新しい行動がおこしやすくなる体質づくりについて。
今年に入ってからの私のマイブームは石井裕之さんの本=潜在意識なので、その視点から。
顕在意識では、ああしたい、こうしたいと思っていてもそれがなかなか出来ないのは、私たちの行動のほとんどは、実は潜在意識が支配しているから。
そして潜在意識の大きな特徴のひとつは、現状をなるべく維持しようとすること。3日坊主のように、何か新しいことをしても、すぐに元に戻そうとする性質を持っている。
なので新しいことをするときは、潜在意識を徐々に慣らしていくのがいい。
新しい行動の最初の一歩は、繰り返し、出来るだけ丁寧にゆっくりと、
目に見えないくらいに少しづつ。
とは、石井裕之さんの本『人生を変える!「心のブレーキのはずし方」』に
全部書いてあるんですが。
最近思うのは、その潜在意識の性質を踏まえて、何か大きい進路転換だったり、一大決心のときのためにも、小さな、ちょっと気になったり、ちょっとやってみたかったりすることは、早くやっちゃって、新しい行動をすぐおこせる体質になっておくのがいいのかなと。
このお店のランチ、どんなかな?と思ったらすぐ入ってみる!
ゴディバの新製品のトリュフ、どんな味なんだろうとか思ったらすぐ買う!
(食べる例えしか思い浮かびません・・・)
小さな事って、まぁいつでもいいやと思っていても、心の中には未消化なまま確実に残っていたりするので、早くやって欲求を解消させることで、新しいことが入るスペースも出来るし、
出来事の大きさに関係なく、
「私はやってみたいことをすぐ実現していく人間です」
というような、自己暗示にもなっていいと思います。
そして、もう一つの訓練法として、日常の小さい変化をいっぱい繰り返す。
起きる時間を変えてみる。起きられないと思うならそれに合わせて早く寝てみる。
いつも歩く道を変えてみる。
本屋さんで足を踏み入れたことのないコーナーで、何か本を買ってみる。
観たことのないジャンルの映画を、映画館で観てみる。
人に対する対応の仕方を変えてみる。仕切って飲み会の企画とか。
とにかくやったことのないことをやってみる。
小さな変化を毎日、何かしらすることで、自分の中の変化に対応する領土を広げておく。新しい行動って、結局、大きな変化のことなので、自分の中で対応しやすくなる。いきなり大きな行動をとるより、こんな些細なことの方が、潜在意識には効くみたいです。
今日、ヨガの後で「行動すること」についての質問を受けたので、違う視点から書いてみました。
書いて一番納得しているのは自分です。
タイトルは私のコーチングの師匠、クリス岡崎さんの言葉ですが、明日、ず〜っっと気になっていたロイズのポテチクランチチョコを食べる決心がつきました!
February 10, 2009
シールシャ・アーサナ

シールシャとはサンスクリット語で頭のこと。頭立ちのポーズです。
前までは危険を伴うものは、ほとんどしてませんでしたが、最近、いろんなポーズにチャレンジしてもらってます。
理由は、みなさん、少しずつ身体が慣れてきたことと、
当たり前ですがやらないと、出来るようにならない。
そしてもうひとつはもちろん、楽しいからっ!
出来ないことが出来るようになっていくのも楽しいし、ブリッジや逆立ち系で逆さになると、視界も逆さま、発想の転換にもなる??体液の循環も逆流しているし、確実に身体は喜んでいるような気がします。
シールシャ・アーサナもそのひとつ。
チャレンジ精神を大いにくすぐられるポーズです。もちろん強要はしていませんが、首などに負担をかけないよう、安全には気をつけて行っています。
コツは・・・待つことでしょうか。
それから、執着しないこと。
毎日・・・じゃなくてもいいですが、やる時は、1回か2回。それでダメならその日は終わり。
体育会系のノリで、何度も何度も練習するのは、私の経験から言うと、あまりお勧めしません。
出来ないアーサナを練習している時って、どこか力んでいたりするので変なところに負担をかけて、痛めちゃったりするんですよね。
そして心の中の声が「なんで出来ないんだろう、なんで出来ないんだろう」とリピートし始めたら、もう出来ない自分にフォーカスを思いっきり向けているので、その状態から出られなくなっていく。
フォーカスは、ぜひその先の、出来て楽しんでいる自分に向けましょう!
待つというのは、自分では意識してなくても、自転車に乗れる日がある日突然来たように、身体は少しづつ記憶してます。
なので、1,2回、記憶させたら、後は気楽に熟成されるのを待つ。
ふんわり、ぼんやり、リラックス。
まぁ、少し前まで春の花をむりやり冬に咲かせようとしていたのは私ですが・・・。
あ、それから身体の使い方としては、手首から肘までの腕でしっかりと大地を押してください!決してクビに体重かけないように!
February 06, 2009
求めない心
静かな心で 開かれた待つ魂で
執着を持たず 願いを持たず
判断を持たず 意見を持たず
ヘルマン・ヘッセ「シッダールタ」の一節で
私が尊敬する、「火の呼吸」クンダリーニJPの小山先生が
これこそ、ヨーガの極意、、瞑想の極意だと
いつもおっしゃられています。
先生はこの本を、もう何十回となく、折に触れて読まれるそうです。
私はまだ2回しか読んでいません・・・。
でもとってもいい本です。ご興味のある方は新潮文庫で出ていますし、
薄い本ですので、ぜひ読まれてみてください。
この一節、いきなり昨日私が言っていた
欲しいものはがむしゃらに求めたい
と真反対・・・。
でも、うまく言えないんですが、
あらゆる対極にあるもの、正反対なもの、相反するもの、
その真ん中に立っているのが自分で・・・
自分の中にすごく醜い部分と、純粋な部分があったり、
男性性を出して突っ走ったり、
女性性の母性本能で相手を包んだり、
両極に振れながら、真ん中に自分がいる。
昨日の話で言うと、
唯一つの正解と、無限に広がる創造性,自由の真ん中で、
自分はこれです、と表現すること。
だから、ヘッセの言う、求めない世界と、
本当に欲しいものを追い求め、この手に取ることは、
両立しているんじゃないかと。
その振り幅が、大きいほど、人生は豊かなんじゃないかと・・・。
あの〜、やくざの人が改心すると、伝道者になっちゃう、みたいな。
(例えのピントが合ってないかも)
考えがまとまりませんが、取りあえず
明日からまた東京です。
明日は、小山先生のところで、
今年10回かけて行う
◇悟りへの階梯「禅の十牛図」の講義の2回目「見跡」です。
この講義は「十牛図」を宗教の教義的解釈ではなく、あくまでも
ヨーガスートラとウパニシャッドのサマディ=悟りにいたるための
技術書として役立てるというスタンスで解釈するという
壮大な講義です。
1回目を1月7日に受けていて、ブログに書こうと思ったのですが、
ノートは取っても全然理解できてなく、何を書けばいいのやら
ブログに書く前に、頭の中が炎上してしまって書けずじまいでした。
禅もヨーガからきています。
ヨーガの瞑想の段階、ディヤーナが、
達磨大師によって中国に入り、仏教で音写され、
ディヤーナ → 禅那(ぜんな)になり、
栄西や道元によって日本にもたらされ、禅として発展していきました。
禅で大切なのは
求めない心。
何かのため・・・にしないこと。
あるがまま。
求めすぎる私が、求めない心を日々求めているのでした。
シッダールタ (新潮文庫)
著者:ヘッセ
販売元:新潮社
発売日:1971-02
おすすめ度:
クチコミを見る
執着を持たず 願いを持たず
判断を持たず 意見を持たず
ヘルマン・ヘッセ「シッダールタ」の一節で
私が尊敬する、「火の呼吸」クンダリーニJPの小山先生が
これこそ、ヨーガの極意、、瞑想の極意だと
いつもおっしゃられています。
先生はこの本を、もう何十回となく、折に触れて読まれるそうです。
私はまだ2回しか読んでいません・・・。
でもとってもいい本です。ご興味のある方は新潮文庫で出ていますし、
薄い本ですので、ぜひ読まれてみてください。
この一節、いきなり昨日私が言っていた
欲しいものはがむしゃらに求めたい
と真反対・・・。
でも、うまく言えないんですが、
あらゆる対極にあるもの、正反対なもの、相反するもの、
その真ん中に立っているのが自分で・・・
自分の中にすごく醜い部分と、純粋な部分があったり、
男性性を出して突っ走ったり、
女性性の母性本能で相手を包んだり、
両極に振れながら、真ん中に自分がいる。
昨日の話で言うと、
唯一つの正解と、無限に広がる創造性,自由の真ん中で、
自分はこれです、と表現すること。
だから、ヘッセの言う、求めない世界と、
本当に欲しいものを追い求め、この手に取ることは、
両立しているんじゃないかと。
その振り幅が、大きいほど、人生は豊かなんじゃないかと・・・。
あの〜、やくざの人が改心すると、伝道者になっちゃう、みたいな。
(例えのピントが合ってないかも)
考えがまとまりませんが、取りあえず
明日からまた東京です。
明日は、小山先生のところで、
今年10回かけて行う
◇悟りへの階梯「禅の十牛図」の講義の2回目「見跡」です。
この講義は「十牛図」を宗教の教義的解釈ではなく、あくまでも
ヨーガスートラとウパニシャッドのサマディ=悟りにいたるための
技術書として役立てるというスタンスで解釈するという
壮大な講義です。
1回目を1月7日に受けていて、ブログに書こうと思ったのですが、
ノートは取っても全然理解できてなく、何を書けばいいのやら
ブログに書く前に、頭の中が炎上してしまって書けずじまいでした。
禅もヨーガからきています。
ヨーガの瞑想の段階、ディヤーナが、
達磨大師によって中国に入り、仏教で音写され、
ディヤーナ → 禅那(ぜんな)になり、
栄西や道元によって日本にもたらされ、禅として発展していきました。
禅で大切なのは
求めない心。
何かのため・・・にしないこと。
あるがまま。
求めすぎる私が、求めない心を日々求めているのでした。

著者:ヘッセ
販売元:新潮社
発売日:1971-02
おすすめ度:

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正解の反対は?
ヨガは、『馬を馬車につなぐ』ことが語源になっていて、
『結ぶ・つなぐ』の意味です。
何と何を結ぶのでしょうか?
すべての両極、正反対のもの、相反するものをです。
私たちは二元の世界にいます。
陰と陽 天と地 昼と夜 男性と女性 絶対と相対 無限と有限 全体と部分
心と身体 拡張と収縮 永遠と限界 精神と物質 光と闇 静と動
「開くこと」と「閉じること」 苦楽 善悪 好き嫌い 生と死
ヨガの根本原理は、結合、調和(=シャンティ)、統一、和合、融合・・・二つを一つにすること、二つが一つになること、そして、二つで一つであるということを思い出すことです。
ということで、最近、相反する言葉に敏感です。
しばらく前から、荻野功一郎さんという方の
「プロがおしえる つかむ広告のコツ」というメルマガを読んでいました。
多分、このスタジオを立ち上げる辺りの時期に読み出しのだと思います。
とても面白く、よく読んでいたのですが、だからと言って、書いてあることを実践してチラシを作ってみる・・・などという行動は起さないままでした・・・。
先週の配信に「正解ばかりもとめるから不況になる」
という、これまた興味をひくタイトルのものがあり、読み進めるとヨガっぽい!!
「正解の反対の概念はなんでしょう?」
そこに書いてあった質問です。
今週、何回か、クラスの時にもお話ししたのですが、
許可を得て転記しますので、続きを、ぜひ読んでみてください。
荻野さんにメールを出したら、
「今月からヨガを習い始め、シンクロニシティにびっくりしてます」とお返事いただきました。
嬉しいな〜♪ メール出してみてよかったです。
続きを読んでご興味あればこちらもどうぞ
↓
荻野のメルマガ
社長よ未来を切り拓け![荻野功一朗の顧客創造経営]
未来を拓く戦略は、顧客創造経営にあり。顧客創造、価値創造、市場創造、人材創造。
創造すればすべて解決。コンサル先で3〜9倍の集客増、利益増を実現した、創造経
営コンサル荻野功一朗が書く元気が出る経営戦略メルマガ。混迷の時代を切り拓く
創造経営論。
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『結ぶ・つなぐ』の意味です。
何と何を結ぶのでしょうか?
すべての両極、正反対のもの、相反するものをです。
私たちは二元の世界にいます。
陰と陽 天と地 昼と夜 男性と女性 絶対と相対 無限と有限 全体と部分
心と身体 拡張と収縮 永遠と限界 精神と物質 光と闇 静と動
「開くこと」と「閉じること」 苦楽 善悪 好き嫌い 生と死
ヨガの根本原理は、結合、調和(=シャンティ)、統一、和合、融合・・・二つを一つにすること、二つが一つになること、そして、二つで一つであるということを思い出すことです。
ということで、最近、相反する言葉に敏感です。
しばらく前から、荻野功一郎さんという方の
「プロがおしえる つかむ広告のコツ」というメルマガを読んでいました。
多分、このスタジオを立ち上げる辺りの時期に読み出しのだと思います。
とても面白く、よく読んでいたのですが、だからと言って、書いてあることを実践してチラシを作ってみる・・・などという行動は起さないままでした・・・。
先週の配信に「正解ばかりもとめるから不況になる」
という、これまた興味をひくタイトルのものがあり、読み進めるとヨガっぽい!!
「正解の反対の概念はなんでしょう?」
そこに書いてあった質問です。
今週、何回か、クラスの時にもお話ししたのですが、
許可を得て転記しますので、続きを、ぜひ読んでみてください。
荻野さんにメールを出したら、
「今月からヨガを習い始め、シンクロニシティにびっくりしてます」とお返事いただきました。
嬉しいな〜♪ メール出してみてよかったです。
続きを読んでご興味あればこちらもどうぞ
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荻野のメルマガ
社長よ未来を切り拓け![荻野功一朗の顧客創造経営]
未来を拓く戦略は、顧客創造経営にあり。顧客創造、価値創造、市場創造、人材創造。
創造すればすべて解決。コンサル先で3〜9倍の集客増、利益増を実現した、創造経
営コンサル荻野功一朗が書く元気が出る経営戦略メルマガ。混迷の時代を切り拓く
創造経営論。
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February 05, 2009
コーチングの感想
先週のコーチングセッションの感想をいただきました。ご本人の許可をいただいて転記します。
===============
===============
コーチングを受ける前の自分と、受けた後の自分は確実に違うと言うことを実感しています!!
心のモチベーションが違うというか、今まで何が自分を苦しめていたのか(結局は自分が自分を苦しめていたのですが・・・)その原因を理解したことにより自分との折り合いがついたというか・・・まだうまく表現する事はできませんが心がと〜っても軽くなりました。
今までいろいろな本を読んで自分の悩みの解決策を探し求めていたのですが、約一時間のコーチングで自分が探していた答えに導いていただく事ができました。暗闇に光がさしこんだ(←おおげさに聞こえるかもしれませんが本当です)霧が晴れたというか、心のモヤモヤがスッキリしました。
===============
===============
ありがとうございます!!
私のコーチングが、ほんの少しでも、
お相手の方が新しい扉を開けて、今よりもっと輝くためのきっかけになれたら、こんなに嬉しいことはありません。
「人は、自分が求めたところまで与えられる」
私のヨガの先生がおっしゃっていた言葉です。
今回、お話しながらこの言葉を思い出してました。
「足るを知る」って言葉もありますが、
本当に欲しいものは、がむしゃらに求めたい。
===============
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コーチングを受ける前の自分と、受けた後の自分は確実に違うと言うことを実感しています!!
心のモチベーションが違うというか、今まで何が自分を苦しめていたのか(結局は自分が自分を苦しめていたのですが・・・)その原因を理解したことにより自分との折り合いがついたというか・・・まだうまく表現する事はできませんが心がと〜っても軽くなりました。
今までいろいろな本を読んで自分の悩みの解決策を探し求めていたのですが、約一時間のコーチングで自分が探していた答えに導いていただく事ができました。暗闇に光がさしこんだ(←おおげさに聞こえるかもしれませんが本当です)霧が晴れたというか、心のモヤモヤがスッキリしました。
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===============
ありがとうございます!!
私のコーチングが、ほんの少しでも、
お相手の方が新しい扉を開けて、今よりもっと輝くためのきっかけになれたら、こんなに嬉しいことはありません。
「人は、自分が求めたところまで与えられる」
私のヨガの先生がおっしゃっていた言葉です。
今回、お話しながらこの言葉を思い出してました。
「足るを知る」って言葉もありますが、
本当に欲しいものは、がむしゃらに求めたい。
February 04, 2009
母のお誕生日
今日はヨガスタジオをお休みして申し訳ありません。
大切な日だったもので。
ケーキ屋さんに「何てお書きしますか?」
と聞かれ、字数が少ない方がいいと思ったんです・・・(汗)。
午後は、仕事がお休みの友人Mさんを強引にうちに呼んで、スタジオのロゴを一緒に考えてもらいました。
グフフ・・・♪
とってもいいのが出来上がりました。イラストを描いているMさんに可愛く仕上げてもらって大満足!
スマートに書いてもらった女の子を、私に合わせて??もう少し手足を短くしてもらって、
「ヨガの後にはビールがうまいぜっ!」
みたいな、元気なイメージを出してみました。・・・別に私はお酒もそんな飲まないんですが、ヨガやってたらベジタリアン・・・とか、そういうしばりとか、くくりのない、もっと適当なヨガ・・・
というと語弊がありますよね・・・なんか、そういうのも取っ払ったところの、生命力のほとばしるヨガを目指していきたいなと。
ロゴを考えながら、改めて思いました。
これもみんなMさんに
「どういうことを伝えたいの?」
「どんな人を対象にしてる?」
など質問してもらったおかげ(コーチング!)です。
質問されると、ホント、答えって出てくるんですよね。Mさんに感謝です。
ありがとうございますっ!!
2月までには看板をつくりたいと思ってます。
moriokayoga at 00:22|Permalink│Comments(0)│
February 03, 2009
人を愛する才能
本屋さんに行ったらチェ・ゲバラのコーナーがあり、映画の余韻覚めやらず、表紙の男っぷりにも抵抗できず、(本当に、俳優以上にカッコいいですよね)いつ読むとも知れない文庫本を買ってしまいました。
そして裏にはチェ・語録が書かれているしおりが3枚もついてきたので、しばらく持ち歩きます〜♪
まだあとがきしか!・・・読んでませんが、こんな文章が・・・
「チェ・ゲバラという人間の、最も優れた資質は何だったと思いますか?」の質問に、アレイダも旧同士たちも、皆、口を揃えたように同じ質問を返した。
「人を愛する才能です」
この短い言葉の中に、ゲバラという人間の全てが凝縮されていると私は思う。
ゲバラは稀代のゲリラ戦士であり、革命家であるより前に好奇心に満ちた旅人であり、負けず嫌いのスポーツマンであり、ロマンティックな詩人だった。そして何より人を愛し続けた。
ゲバラは、今も、国境や言葉を越えて世界の人々の中で生きている。ゲバラはそういう種類の英雄だ。ゲバラは過去の人ではない。むしろ、混沌とした今のような時代にこそ世界はゲバラを必要としている。ゲバラの遥かな旅は、だから永遠に終わらない。
戸井十月「チェ・ゲバラの遥かな旅」より
ヨガの語源は「結ぶ・結合」。
恐れ多いですが、この方と、私も、きっとどこかでつながっているんだと思いたい・・・・・・・・・・・
失礼いたしました。
February 02, 2009
脳ヨガ
瑜伽先生の脳ヨガを受けてきました。5月以来、2度目の受講。
キネシヨガの詳細はこちらです。
今回のテーマは成長。
成長のポーズはパール・シュバコーナ・アーサナでした。
このポーズは、つい気持ちが前に行き過ぎてしまう。
やりたいことにばっかり目がいって、地に足がついてないことも・・・。
なので、後ろ足もしっかりと大地につけることで、自分の立ち位置をしっかりと確認。その上で、目標に向かってまっすぐ、一直線に伸びていく。と、きもちいい〜♪
そして、前回もやったのですが、空間把握という、面白いことがあるのでちょっとご紹介。
まずは軽く両足を開き、気持ちよく立ちます。
足の裏に根が生えたようなイメージで、足の指も伸ばして。
地面に足が吸いつくような感覚。
上は自分が思う、一番高い空をイメージ。
そこから頭のてっぺんが、吊り下げられている感じ。
そこで目を閉じて、自分をとりまく空間・・・特に、自分の右側と、左側の空間を感じていきます。
そこは、どんな広がりをもっていますか?
どんな色をしていますか?
その他、温度、温かい感じ、冷たい、寒い感じだとか、
進みにくい感じ、クリアな感じ。
どんな場所とか、もう自分の感じるままに受けとめます。
ヨガは直感力を磨くものでもあるのですが、
右と左の自分なりの空間把握から、どういうインフォメーションがもらえるのかが、わかります。
右は、どちらかというと、男性性だそうです。
また、進んでいくことへのインフォメーション。
過去からの考えからや、習慣的な考えに対するものでもあります。
左はどちらかというと女性性。
新しい考え方を受け入れる、受けとめる的な感じ。
色は、大雑把ですが、明るい色ならポジティブな感覚を持っているということで、
例えば、右側が開けているけど、色は暗かったら、前進することに少し不安があるのかも・・・くらいに受けとめるといいと思います。
こんな風に無意識からくる情報を受けとめていくって、面白いですよね。
その日、その日で変わるそうなので、毎日やるといいらしいです。6月にそう聞いたもののやれていないので、これを機に習慣化させたい!
私は前回、右側は広く開けていたけど、左は真っ黒で、とても狭い、物置のような感じがしました。
その頃、スタジオ立ち上げにとても悩んでいた時期で、
突き進んで行きたい!という、ポジティブな姿勢はあったものの、まわりの意見を聞き入れない、受け入れない拒絶感を持っていたんだと思います。
実際、その立ち上げを両親からは反対されていて揉めていたので。
今日は右は変わらず明るく、広く、左も、なんだか小岩井牧場のイメージが出てきて、緑の牧草が広がっていたので、なんだかホッとしてます〜。
みなさんもぜひお試しあれ。
キネシヨガの詳細はこちらです。

成長のポーズはパール・シュバコーナ・アーサナでした。
このポーズは、つい気持ちが前に行き過ぎてしまう。
やりたいことにばっかり目がいって、地に足がついてないことも・・・。
なので、後ろ足もしっかりと大地につけることで、自分の立ち位置をしっかりと確認。その上で、目標に向かってまっすぐ、一直線に伸びていく。と、きもちいい〜♪
そして、前回もやったのですが、空間把握という、面白いことがあるのでちょっとご紹介。
まずは軽く両足を開き、気持ちよく立ちます。
足の裏に根が生えたようなイメージで、足の指も伸ばして。
地面に足が吸いつくような感覚。
上は自分が思う、一番高い空をイメージ。
そこから頭のてっぺんが、吊り下げられている感じ。
そこで目を閉じて、自分をとりまく空間・・・特に、自分の右側と、左側の空間を感じていきます。
そこは、どんな広がりをもっていますか?
どんな色をしていますか?
その他、温度、温かい感じ、冷たい、寒い感じだとか、
進みにくい感じ、クリアな感じ。
どんな場所とか、もう自分の感じるままに受けとめます。
ヨガは直感力を磨くものでもあるのですが、
右と左の自分なりの空間把握から、どういうインフォメーションがもらえるのかが、わかります。
右は、どちらかというと、男性性だそうです。
また、進んでいくことへのインフォメーション。
過去からの考えからや、習慣的な考えに対するものでもあります。
左はどちらかというと女性性。
新しい考え方を受け入れる、受けとめる的な感じ。
色は、大雑把ですが、明るい色ならポジティブな感覚を持っているということで、
例えば、右側が開けているけど、色は暗かったら、前進することに少し不安があるのかも・・・くらいに受けとめるといいと思います。
こんな風に無意識からくる情報を受けとめていくって、面白いですよね。
その日、その日で変わるそうなので、毎日やるといいらしいです。6月にそう聞いたもののやれていないので、これを機に習慣化させたい!
私は前回、右側は広く開けていたけど、左は真っ黒で、とても狭い、物置のような感じがしました。
その頃、スタジオ立ち上げにとても悩んでいた時期で、
突き進んで行きたい!という、ポジティブな姿勢はあったものの、まわりの意見を聞き入れない、受け入れない拒絶感を持っていたんだと思います。
実際、その立ち上げを両親からは反対されていて揉めていたので。
今日は右は変わらず明るく、広く、左も、なんだか小岩井牧場のイメージが出てきて、緑の牧草が広がっていたので、なんだかホッとしてます〜。
みなさんもぜひお試しあれ。
February 01, 2009
『チェ・ゲバラ 39歳別れの手紙』 ラストの仕掛けに技あり
今日の午前中のパワーヨガは、猛吹雪のところ来ていただき・・・なんと、花巻からこられた方もいらして、とっても嬉しかったです。張り切って、また最後に
チャクラアーサナ:ハラアーサナから1回転
シールシャ・アーサナ:頭立ち
の練習もしてしまいました。みなさまお疲れ様でした。
そして、足元の悪いところ、ありがとうございました。

夜は、映画『39歳 別れの手紙』の初日へ。
チェ・ゲバラ2部作の後編。先日前編を観て以来とっても楽しみにしていました。
前編は、チェ・ゲバラがカストロと一緒にキューバ革命を成功させるまでの話で、革命も達成され、観ている方もカタルシスがあったのですが、
後編は、
悲しい・・・・・悲しすぎるっ!!
キューバ革命の後、チェ・ゲバラはカストロに別れの手紙を残し、ボリビアの革命に加わるのですが、何が悲しいって・・・
与えるものと、受け取る側のニーズが、ズレてるんですよね・・・。
いつかはわかってくれるのかも知れない。
でもそれは今じゃない。
その時間のズレが、なんだかとっても悲しかった。
ゲバラは、搾取されて貧しい暮らしに甘んじている農民を救いたいという思いで、農民のためを思って命を賭けて革命に身を投じているのですが、
農民たちは、その真意を汲み取れず、政府側の流すウソ、デマに踊らされ、ゲバラたちゲリラを裏切っていく。そして、農民の密告で捕まっちゃう。
目指しているのは同じものでも、目を向けている距離があまりに違いすぎる。
彼の視線は、個人や、その場しのぎの平穏を超えた、
もっと遠くの、本当に農民たちが幸せになるためのしくみづくり、
すべてがうまく流れていくような、世界の調和(=シャンティ)
理想の形を追い求めていたんですね。
「お前たちは農民に嫌われていた」
捕まって処刑される前に、政府の軍人に言われ、
「そうかもしれない。でもこの俺たちの失敗が、農民たちの目覚めるきっかけになるかもしれない」
と答えた彼の中に、自分や個人というようなものはなく、
「革命家にとって重要なことは
人間への愛、正義への愛、真実への愛。
愛のない革命家を想像する事は、不可能だ」
と言い切るにふさわしい人生。
彼のあの信念の強さを支えていたのは、『愛』。
それは、残されている写真の笑顔に溢れてますね。
この映画、画面に力があって、淡々と撮ってるけど飽きさせない、いい映画なんですが、最後がまた強烈なんです!
なんと!!
終わりのクレジットロールに、音楽がのってないっ!!
重い・・・重過ぎる・・・。
その沈黙に、途中で席を立つことが出来ませんでした。
その沈黙は、
「あなたはどんな信念を貫いて生きてますか?」
と、監督から問われているようでもあり・・・。
チャクラアーサナ:ハラアーサナから1回転
シールシャ・アーサナ:頭立ち
の練習もしてしまいました。みなさまお疲れ様でした。
そして、足元の悪いところ、ありがとうございました。

夜は、映画『39歳 別れの手紙』の初日へ。
チェ・ゲバラ2部作の後編。先日前編を観て以来とっても楽しみにしていました。
前編は、チェ・ゲバラがカストロと一緒にキューバ革命を成功させるまでの話で、革命も達成され、観ている方もカタルシスがあったのですが、
後編は、
悲しい・・・・・悲しすぎるっ!!
キューバ革命の後、チェ・ゲバラはカストロに別れの手紙を残し、ボリビアの革命に加わるのですが、何が悲しいって・・・
与えるものと、受け取る側のニーズが、ズレてるんですよね・・・。
いつかはわかってくれるのかも知れない。
でもそれは今じゃない。
その時間のズレが、なんだかとっても悲しかった。
ゲバラは、搾取されて貧しい暮らしに甘んじている農民を救いたいという思いで、農民のためを思って命を賭けて革命に身を投じているのですが、
農民たちは、その真意を汲み取れず、政府側の流すウソ、デマに踊らされ、ゲバラたちゲリラを裏切っていく。そして、農民の密告で捕まっちゃう。
目指しているのは同じものでも、目を向けている距離があまりに違いすぎる。
彼の視線は、個人や、その場しのぎの平穏を超えた、
もっと遠くの、本当に農民たちが幸せになるためのしくみづくり、
すべてがうまく流れていくような、世界の調和(=シャンティ)
理想の形を追い求めていたんですね。
「お前たちは農民に嫌われていた」
捕まって処刑される前に、政府の軍人に言われ、
「そうかもしれない。でもこの俺たちの失敗が、農民たちの目覚めるきっかけになるかもしれない」
と答えた彼の中に、自分や個人というようなものはなく、
「革命家にとって重要なことは
人間への愛、正義への愛、真実への愛。
愛のない革命家を想像する事は、不可能だ」
と言い切るにふさわしい人生。
彼のあの信念の強さを支えていたのは、『愛』。
それは、残されている写真の笑顔に溢れてますね。
この映画、画面に力があって、淡々と撮ってるけど飽きさせない、いい映画なんですが、最後がまた強烈なんです!
なんと!!
終わりのクレジットロールに、音楽がのってないっ!!
重い・・・重過ぎる・・・。
その沈黙に、途中で席を立つことが出来ませんでした。
その沈黙は、
「あなたはどんな信念を貫いて生きてますか?」
と、監督から問われているようでもあり・・・。