April 13, 2015

2014年度チャリティ寄付金ご報告・2

まずは、

理由は前回のブログの内容通りですが、
今回の寄付金の届け先の件が、
告知していたベルガーディア鯨山さんから
変更になることをお詫びいたします。

そして、よろしければ
私と濱田紀子さん(濱ちゃん)で決定した届け先で
承諾いただければありがたいです。

二人で相談した結果、
かねてから濱ちゃんがその活動を知っていた
「大槌メディアセンター」へ
2014年度のチャリティ寄付金全額
190,000円をお渡ししてきました。

「大槌メディアセンター」自体は
一般社団法人としては、この2月に立ち上がったばかりです。

その前身は、
濱ちゃんの同級生でもある菊池由貴子さんが、
震災後、被災者に必要な生活再建情報が伝わらないことに疑問を持ち、
2012年6月、1人で未経験の新聞づくりをしたことから始まっています。

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震災後、どの新聞も震災報道一色だったにもかかわらず、
被災地にいる自分たちが必要な情報は
ほとんど得られなかったそうです。

「町民の情報は町民が伝えなければ」

切実な思いに突き動かされ、大槌新聞を創刊。

そして一人で新聞を発行するという活動を続ける中、それぞれのメディアや町の広報が別々に取材して情報を流すのは非効率だという思いを強くし、「役場だ民間だ、新聞だラジオだ、と言わず連携しなければ。みんな顔なじみな、1万人の町だからこそそれができるはずだ」と、大槌町で震災後に誕生した新聞とFM、インターネットが融合した
「大槌メディアセンター」を立ち上げました。

それまでの約3年の間に、大槌新聞は133号を発行していました。

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ベルガーディア鯨山さんの帰り道、濱ちゃんがセッティングしてくれていたおかげで、菊池由貴子さんから直接、大槌町に対する熱い思いと、
立ち上がったばかりの「大槌メディアセンター」の現在の実情、
今後の展望などを聞くことができました。


週一回発行している新聞は町民へは無料で配られています。

大槌新聞の人件費は国の緊急雇用助成金を受けていましたが、
今年度は減額され、自立していかなければなりません。

新聞の広告、町内以外に有料で購読してくれる方を募ったり、
事務所の隣りの空き地に復興食堂を建て経営し、
利益を得ていく計画もありますが、同志の支援も求めています。

シャンティシャンティのチャリティ活動も、
大槌メディアセンターさんを応援していくことにしました。

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新聞は字が大きくてとても読みやすく、
町民が本当に知りたい内容が載っていると評判です。

寄付金とは別に、スタジオでも年間購読することにしましたので、
皆さんもスタジオ廊下の掲示板でぜひ目を通して見てください。

よく知るほど、大槌町を身近に感じられると思います。

今後も少しづつ、
大槌メディアセンターでの取り組みも
このブログで紹介していきますね。

これまでの支援活動における皆様のご協力、
本当にありがとうございました。

そしてこれからも末永く一緒に継続していきましょう!
今後ともどうぞよろしくお願い致します。



岩手 盛岡 ヨガスタジオ シャンティシャンティ


moriokayoga at 16:19│Comments(0)TrackBack(0) 震災後のこと 

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