September 23, 2012
9月のチャリティヨガご報告

本日のワンコインチャリティヨガ、
15名の方にお越しいただき
7,500円になりました。
総額77,000円になっています。
ご参加の皆様、ありがとうございました。
「忘れずにいてくれて、こうして集まってくれることが嬉しいです」
いつも最初にそう言って、被災地のこと、
被災者の今の状況を話してくれる濱ちゃん。
今日は本を持ってきてくれました。

『いのちの詩』
高松で「和のギャラリーなかむら」
を主宰されている
中村博興さんの自費出版の書です。
濱ちゃんと同じ大槌で生まれ、釜石で育った中村さん。
大震災の翌々日以降から何度となく足を運び、
ボランティアを通して多くの方と対話した言葉、
聞いた言葉を、、
その土地の言葉のまま、
語った方々の思いもそのまま、
詩に託して、直筆で書き留め、
写真を添えたものです。

最初は絶望的な言葉が多く出てきます。
ひどい、
つらい、
なんでこんな目に・・・
くやしい・・・
それが時とともに、希望を帯びた言葉に変わってきます。
「なんか
よくらからんけど
最近ね
瓦礫に咲く
ちいさな花が
みように気になるんだよ」
例えばこんなところから・・・。
そしてみんな、海のそばを離れず、
海を嫌いになれず、
今も海と共に生きようとしている。
そんな三陸の人達の力強さが、
生の言葉で伝わってきます。
この本はもう書店にはありませんが、
「和のギャラリーなかむら」
〒020-0114 岩手県盛岡市高松1丁目14−59
電話番号 019-662-2071
で購入できます。
私も今度行ってみようと思います。
ご興味のある方はぜひ。
店内はギャラリー兼和風喫茶で、
さまざまなジャンルの方の芸術作品を紹介しているそうです。
「きっとこの本、被災されてない方が読んでも
元気をもらえるんじゃないかと思います、」
と、オススメしていた濱ちゃん。
力強く言い放った結びの言葉が、
とても私の心に響きました。
「自分もこの本の人達と同じ、三陸の生まれであることを誇りに思います」
きっと、彼女の中でいろんなことが熟成されて、
強さと光を放っているのだと思います。
いいですね、素敵ですね。
誇り高く生きる・・・。
とても触発されました。私も頑張りますっ。
濱ちゃん、ご参加の皆様、ありがとうございました。
来月もどうぞよろしくお願い致します。
岩手 盛岡 yoga studio シャンティシャンティ