今日のこと

週末は慌ただしく
東京をトンボ返りしてきました。

祖母は寿命で、安らかな顔をしていました。

精神世界にまったく興味のなかった自分が
そういうところからではなくヨガの道に入って

今、「死」というものを、
昔とは違う捉え方をしているなぁと感じた。


久しぶりに会う親戚とのひと時も、
祖母の死が引き合わせてくれた貴重な時間。

東京に住んでいる従兄弟のＴ君にも久しぶりに会った。

彼は２年くらい前から
渋谷のチャマ先生のところでアシュタンガを始め、
かなりハマッているとは聞いていたけど、
今では週末にアシスタントを務める程になっているらしく、
プラクティスの上達ぶりもさることながら
彼の中の何かとヨガが
いい感じに呼応したんだと思う。

物静かで自分からはあまり話さないが、
話すと、誠実に自分の思いを
言葉を選んで話そうとしているのがわかる。

丁寧に言葉を選ぼうとする。

アジャスト、
どう人に触れていけばいいのか
本当に難しいと以前も話していた。

彼のプラクティスしている姿をまだ見たことはないが、

きっと、ひとりひとりと繊細に向き合っているんだと思う。

帰りの道を送られながら
あまり自分から話さない彼が、
熱心に、こちらの被災地の状況を聞いてきた。

道すがら、
ず〜っと、
あれや、これや話していた。

なんだか聞いてきてくれたことがとっても嬉しかった。

東京の方でも何かやる計画が出ていたり、

でもそれを今することが求められているのかと
議論が出たりしているらしい。

彼もとても気にしていて、
何かしたいと思っているのがなんだか嬉しい。

そういう思いでつながって

忘れないでいきたい。

そして忘れたら、また思い出して・・・

生きることはその繰り返しだから。



今日は何度も手を合わせた。

合掌。