April 17, 2010

この春らしくない、冷たい風について

4月に入って一度もブログを更新していませんでした。

さすがに先日、足の10本の指すべてに意識が行き届いている
ステキなタダアーサナをするYさんから、

今回の東京の講習では相当お疲れになったんですね、

とご心配をいただきました。。。(汗)。

ありがとうございます、やっと更新するきっかけがつかめました。

今週のクラスは、最近の不安定な気候を受け入れる気持ちを持って、

不安定なバランスのポーズをみなさんにもチャレンジしていただきましたが、

改めて、自分自身が春が苦手なことにも気づきました。

実は今回のトレーニングも、受講するのがとっても億劫だったのでした。

ジョン・フレンド先生がわざわざ来日してくれて、
日本語の通訳つきで教われるなんて
とても恵まれた機会。

そんな機会は中々なくて、東京の先生方は
自分で通訳をつけたりしながら海外に足を運んで
ジョン先生のトレーニングを受けています。

そんなビッグチャンスになんでこんなイマイチな気分なんだろうって、

実は悩んでました。

そして今回トレーニングを受ける中で
ジョン先生が繰り返し言われたのは、

自然の流れを受け入れて、

敏感に、繊細に自然の流れを感じ取って、

そしてその流れの中にぴったりと自分を合わせていくということ。

何かやろうとしたときに、
後ろ向きな気持ちも出てくる。

特に春に私はそういう気持ちになりやすいことがわかりました。

その時に、その後ろ向きな気持ちに従って何もしないことが
自然の流れではないんですよね。

風の流れは決して一方方向に吹いているわけではない。

向かい風の中にも、一瞬で方向を変えて
いろんな方向に向きを変え、

散る花や葉がクルクルと舞っていろんな面を
私たちに見せてくれように、
いつも同時にいろんな方向に風は吹いている。

その流れの中で私が繊細に
本当に行きたい流れを感じ取り、
その流れに自分をぴったり合わせていけばいいんだと。

いろんな方向に吹く風を不安がるのではなく、
自分にぶつかってくるいろんなものも受け入れながら
自分自身がもっともっと、
本質の自分に対して繊細になることが大事なんだと
改めて実感しました。

今回のトレーニングを受けられて本当によかったです。

どうにかその風に乗れたんだと思います。

そして、

寒い中にも咲いていた東京の桜のように、

一期一会の素晴らしい時間を掴めたことに感謝。

今年の異常なまでの春らしくない気候から

いろんなことを教わっている今日この頃です。



moriokayoga at 22:56│Comments(0)TrackBack(0) daily life 

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