December 28, 2009

情熱の火

今日は、わざわざ秋田から来られた方がいて
なんだか感慨深いものを感じました。
それは私のスタジオに遠くから来てくれたからということではなく、
私もその方と同じ気持ちで東京へ出ているんだなぁと思えたから。

何かを求めていてもたってもいられないような感覚。

最初はインストラクターの方かなぁと思ったのですが、
お聞きしたらそうではなく、

何よりもヨガが好きで・・・

とおっしゃってました。


何よりもヨガが好きで、
でも東京まではなかなか行けないのですが、
ほかのヨガもいろいろ受けたくて来ちゃいました、と。

夕方、新幹線で来て、レッスンを受け、また新幹線で帰られるとのこと。
正直、私のレッスンにそれだけの価値があるのか背中に汗・・・

ですが、私がここで書きたいのはそういう
自分のレッスンに対する言い訳や、ましてや自慢とかではなく、

私のことではなく、

私のレッスンが仮にどんなに価値がなかったとしても、

その方が秋田から盛岡まで来たという、
情熱の価値は変わらなくて、
私のレッスンの内容がその方の財産になるのではなく、
日帰りで秋田から盛岡まで来るという
行為そのものが、大きな財産になるんだと思えたのです。

その大きな財産とは何か。

私が今、自分の中で切実に実感していることから言えば、
その財産とは


情熱の火のことです。

情熱って、今現在は赤々と燃えているとしても、
永遠に、ひとりでに燃え続けてくれるものではないですよね。
ふと、気づくと
とても小さな、燃えカスになっていることもある・・・。

ちょっとしたことでも
何かをやってみる、
遠くても、
出かけてみる、

結果、何かを得たり、または損したと思ったりするかもしれない。

でも、

やった行為そのものの価値・・・
情熱の火は、
その間、燃え続けている。

今日の方に、情熱の火が燃えているのを見ました。

もらい火を受けた帰り道、零下の夜も心は温かでした。
ありがとうございますっ!

もちろん、他にも私の周りで一緒に仙台にミカさんのWSを受けに行った方や、
その後も仙台の講習を受け続けている方、
ヨガでなくとも
ちょっと内緒のセミナーを東京に受けに行ってる方と
頑張っている方はいっぱいいます。

来年も情熱の火を絶やさないように、
まめに火をくべていきましょうね〜。


moriokayoga at 23:59│Comments(0)TrackBack(0) daily life 

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