ラマナ・マハルシ

September 04, 2012

それをするのに決して急いではいけません


質問者
もし、私が他の人以上に私の心を使わねばならないとしたら、どのようにして私の心を静かにしておくことができるのでしょうか。私は師のように独居し、仕事を放棄したいのです。


マハルシ
そうではありません。あなたは自分のいるところにとどまって、仕事を続けていくことができます。心に生命を与え、すべてのこの仕事をすることができるようにする底流となっているのは何でしょうか。もちろん、真我です!だから、それはあなたの活動の本当の源泉です。あなたが活動をしているあいだ、ただそれに気づくようになりなさい、そしてそれを忘れないようにしなさい。あなたが仕事をしているあいだにも、あなたの心の背景にあるそれ(真我)を熟考しなさい。それをするのに決して急いではいけません!仕事をしているあいだにも、ゆっくりとして、今いるあなたの本当の性質の記憶を保ちつづけ、あなたにそれを忘れさせる原因となる焦りを避けるようにしなさい。思慮深くありなさい。心を静かにする瞑想を絶えず実行し、それを支えている真我と心との本当の関係に気づくようにさせなさい。仕事をしているのはあなたであると思わないようにしなさい。仕事をしているのは底にある流れであるということを考えなさい。あなた自身をこの流れと同一視しなさい。もしあなたが急がされることなく、記憶を保ったままで仕事をするならば、あなたの仕事あるいは奉仕は障害物であるとは限らないのです。


『不滅の意識 ラマナ・マハルシとの会話』より
記録:ポール・ブラントン ムナガラ・ヴェンカタラミア
翻訳:柳田侃
ナチュラルスピリット刊


P.48の仕事についての会話の部分。

なんというか、具体的じゃないのがありがたいというか、
わからないながらも
言葉だけを表面的に受け取るのではなく、
この部分を丸ごと受け取って、
自分で体験していきたいなと・・・。

なので丸ごと引用です。





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moriokayoga at 22:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0)