ヨガのアーサナ(ポーズ)

April 24, 2012

確実な再現性について

人生、晴れの日もあれば、雨の日もある。

イチローだって、打てる時もあれば、打てないときもある。

でも

ハンドスタンドに至っては

バランスのとれる日もあれば、とれない日もある・・・

ではなく、

確実な再現性がほしいと思って、

それはいったい何なんだろうと思って練習しています。
(自称ハンドスタンド愛好家)


今日、またひとつ発見!

アヌサラヨガで、身体の7つの主要部分を流れる、ループ(輪)の説明があります。

それは身体の矢状面で回転する繊細なエネルギーの流れで
歯車のように互いに連結して、微妙な調節ダイヤルとして働きます。

肩のループの次に、頭蓋のループがあります。


今日、

最後のスイッチはどこなんだ??

って思いながら練習していて、
頭蓋のループが入ってないことに気づいてやってみたら・・・


やってみたら・・・


やってみたら・・・・


かなりの確実性を持って、キープしてくれるじゃありませんか!


メモメモっ!!


「のどは引く」

書いてみたらなんてシンプル・・・。

moriokayoga at 23:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

March 06, 2009

アーサナの全体性

ヨガとは何か?という問いの答えはたくさんあります。
私の先生は、ヨガは心と身体のストレッチ。
そして『自己発見の旅』とおっしゃってました。

今の私にぴったりくるのは、

ヨガは、自分の可能性を拡げるためのツール!

かな。

身体を動かして実践していくことで、体得、体感したことを身体に記憶しておく。
それがヨガ以外のことにも応用できる。

実践していって、行動していって、本当の自分を知っていく。
毎日毎日、同じことをしながら、新しいことを感じていく。



今日はスタジオ、2クラスの前半がお一人でマンツーマンだったんです。

最近私はアヌサラヨガの影響モロ受けで、好んでハンドスタンド、逆立ち系の練習を取り入れていたのですが、その方、Kさんがどうしても逆立ちが怖くて自分は出来ないと。

何が怖いですか?

なんかわかんないんですけど、怖いんです。
でも出来るようになりたいんです。

そう言われると俄然、私も張り切っちゃって・・・
出来るようになりたいと思ってるなら、出来るようになるはず!

まずは、何を怖がっているかはっきりすると出口が見えてくるので・・・

視界の上下感覚が変わる感じが怖いとか、
前にひっくり返りそうになるからとか。

Kさんは、腕で支えきれる感じがしなくて怖いみたいでした。
やってもらいながら、腕で体重を支えるのではなく、
体幹を引き上げる力を使ってもらうよう伝えましたが、
言葉ではちょっとわかりづらい。


で、パワーヨガしながら今日のテーマはハンドスタンドと決めて、
ハンドスタンドに関係あるポーズに入ると、
「ここで感じる感覚が、ハンドスタンドと一緒のものですよ」
って、伝えていったら、改めて自分の中でも

それぞれのアーサナの中に少しづつ、ハンドスタンドの要素が
入ってるんだなぁなんて感じてきて・・・


あ、すべてのアーサナは親戚同士だー!!

ってことに改めて気づいて嬉しかったのです。

身体ではいつも感じていたけど、
口に出したことでまたきちんと意識にのぼってきた。

アーサナのひとつひとつが全体としてのヨガを形作っている。

う〜ん、こう書くと当たり前すぎるくらい当たり前だ・・・。

でもこれからは、もっともっと一つのアーサナが持っているものと、前後に見え隠れしている他のアーサナへのつながりを感じながらやっていこう!!


終わる頃には、Kさんも怖がる様子もなく、壁を使ってきれいにハンドスタンドができるようになってました。 

Kさん、Good jobっ!!



moriokayoga at 01:50|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

February 10, 2009

シールシャ・アーサナ

し

シールシャとはサンスクリット語で頭のこと。頭立ちのポーズです。

前までは危険を伴うものは、ほとんどしてませんでしたが、最近、いろんなポーズにチャレンジしてもらってます。

理由は、みなさん、少しずつ身体が慣れてきたことと、
当たり前ですがやらないと、出来るようにならない。

そしてもうひとつはもちろん、楽しいからっ!

出来ないことが出来るようになっていくのも楽しいし、ブリッジや逆立ち系で逆さになると、視界も逆さま、発想の転換にもなる??体液の循環も逆流しているし、確実に身体は喜んでいるような気がします。



シールシャ・アーサナもそのひとつ。

チャレンジ精神を大いにくすぐられるポーズです。もちろん強要はしていませんが、首などに負担をかけないよう、安全には気をつけて行っています。


コツは・・・待つことでしょうか。

それから、執着しないこと。


毎日・・・じゃなくてもいいですが、やる時は、1回か2回。それでダメならその日は終わり。

体育会系のノリで、何度も何度も練習するのは、私の経験から言うと、あまりお勧めしません。

出来ないアーサナを練習している時って、どこか力んでいたりするので変なところに負担をかけて、痛めちゃったりするんですよね。

そして心の中の声が「なんで出来ないんだろう、なんで出来ないんだろう」とリピートし始めたら、もう出来ない自分にフォーカスを思いっきり向けているので、その状態から出られなくなっていく。

フォーカスは、ぜひその先の、出来て楽しんでいる自分に向けましょう!



待つというのは、自分では意識してなくても、自転車に乗れる日がある日突然来たように、身体は少しづつ記憶してます。

なので、1,2回、記憶させたら、後は気楽に熟成されるのを待つ。

ふんわり、ぼんやり、リラックス。

まぁ、少し前まで春の花をむりやり冬に咲かせようとしていたのは私ですが・・・。



あ、それから身体の使い方としては、手首から肘までの腕でしっかりと大地を押してください!決してクビに体重かけないように!



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