映画

August 13, 2011

ツリー・オブ・ライフ

「ツリー・オブ・ライフ」main_large














2時間18分・・・しんどいですっ!


でも充実した、凝縮された時間の中にしんどさが含まれている。

テレビや映画って、どちらかというと受け身な体験ですが、
本当にパワフルなものは、受け手にも体力を求めてくる・・・
そんな映画です(どんな?)。

あまり内容の予備知識はなく、
ただ、監督がどんな監督かは知っているつもりで観に行ったのですが、

ここまで大胆に!・・・と言うんでしょうか、
(なかなかピッタリくる言葉が見つかりませんが)

家族の絆・・・つまりは生命のつながりを
根源から描いた映画ってあるんでしょうか・・・。

根源って、なんだか抽象的ですが本当に言葉通りですから。
後は観てのお楽しみに。

途中から気づいて、じわじわビックリしました。
これを製作した作り手のエネルギーの高さにも圧倒されてきて、
観るのに疲れているのに、でもグイグイ引き込まれる。
魅せられます。

へとへとになって帰って来て、
一夜明けて今、ブログを書くのにもう一度予告編観て
なぜか昨日より、感動しています。


ブラッド・ピットがお父さんで、
実際は年上のショーン・ペンが息子。

そんなところも含めて、時空が交錯していて
時間と空間が溶け合って
ヨガにも通じています。

あぁ、そうかって。


出演している俳優陣も子役を含め、みなさん素晴らしい!
セリフの少ない映画ですが、
身体で、姿勢で、立ち振る舞いで、瞳で、それぞれが存在感に溢れている。

ブラピの佇まいもすごいです。
(だってカッコよくないんですから、今回は)

夏バテしてない方はぜひ劇場へ〜♪



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February 27, 2010

E.YAZAWA ROCK

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永ちゃんの30年の軌跡を追ったドキュメンタリーです。

盛岡ピカデリーで密やかに?上映されています。3/5まで。


やっと会えたね〜〜っと、鑑賞前にヨガ自主練習。
シートに座る際の股関節のおさまりを良くしてから
気持ちよく映画館へ向かいました。

めちゃくちゃ痛い目にあって、
とことんまで登りつめて、
また深い落とし穴に落とされて、
そこすら這い上がって
今、優しい眼差しでこちらを見つめる永ちゃんです。

永ちゃんのすごさは、潜在意識というものを
小さい頃からとてもうまく活用していたのではないかと思えるところ。

私なんかは本当に最近、石井裕之さんの本を読んで
潜在意識がどんなしくみになっているのか、
おぼろげながら理解するようになったのですが、
永ちゃんの話を聞いていると、
石井裕之さんが本で書いていることをそのまま体現していて、

おお〜〜っ!!なんてこったっ!

とビックリしてしまいます。

例えばアファーメーション、自己暗示なんかも
永ちゃんは昔からやっています。
そしていろんなインタビューで
「ヤザワはすごい」
とか
「ヤザワって男はさぁ、」
とか、
自分を三人称で言うことも多いのですが、
石井裕之さんもアファーメーションを三人称で唱える効用を
書かれたりしています。

まだファンでも何でもなかった昔は、
なんで自分のことヤザワなんて言うんだろう、って、
気取った感じが鼻についたものですが、
永ちゃんが知ってか知らずかやっていたことって、
潜在意識と共鳴し合っていることが多いんだと最近気づきました。

ご興味のある方は石井裕之さんの
『「もうひとりの自分」とうまく付き合う方法』と、
永ちゃんがいろんなところで話していることを照らし合わせてみると
面白いかと思います。(説明すると長くなりますし・・・)

で、「Rock」ですが、

ファンでなくとも観て損はありません。
特に、今ちょっぴり元気のない方にはおすすめです。
元気が出ること間違いナシ!

でもホント、

彼は、ただひとつのことをやってきただけなんですよね。


「繰り返すことの凄さ。マンネリにならずに足掻きながら、
それでも繰り返している。
その中にこう闘っているんですよね」
       (劇中矢沢語録より)

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February 14, 2010

インビクタス

79歳、クリント・イーストウッド監督がまたまた撮りました。

1995年に南アフリカ共和国で開催されたラグビーワールドカップ。
それまで弱かった自国のラグビーチームをその時の大統領、ネルソン・マンデラ氏がチームのキャプテンと交流を図り、奇跡の優勝へと導いていく実話です。
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タイトル「INVICTUS(インビクタス)」は、ラテン語で「征服されない」の意味。

27年間、政治犯として獄中につながれていたネルソン・マンデラ氏が支えとしていたウィリアム・アーネスト・ヘンリーの詩の題名からとられています。

クライマックスはもちろん、ド迫力のスタジアムでのラグビーの試合のシーンですが、イーストウッド監督はその前のマンデラ氏の姿を丁寧に描いています。

会う人、会う人に対するマンデラ氏の相手を敬う気持ち、

お茶や食事を用意してくれる女性に対しての
その度ごとののお礼の言葉や感謝の態度。

27年、獄中で暮らした後に見せるマンデラ氏の日常の過ごし方、
ひとつひとつが、映画で何度か出てくる「インビクタス」の詩の最後の2行


私が我が運命の支配者

私が我が魂の指揮官なのだ



を体現しているんですね。

マンデラ氏は自分を27年間獄中で縛り続けた人たちを許し、
一緒に国を再生していこうとします。

それが、マンデラ氏の「征服されない」という意味。

自分の感情に征服されず、

自分の過去に征服されず、

自分が、自分の運命の支配者になって、未来をひらいていく。

そんな彼の言葉なんかではない、圧倒的な存在から醸し出される
エネルギーに、会う人、会う人がそれぞれ強烈に影響されて、
彼に導かれていきます。

そんな、本当はものすごい不屈の闘志を秘めたマンデラ氏を
イーストウッド監督は、淡々と、軽やかに描いていて、
そのさりげなさに何度もジーンときてしまうのですが・・・

何はともあれ、たくさんの人に観て欲しいなと思う映画です。

お時間のある方はぜひ劇場まで足を運んでみてください〜。

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January 28, 2010

オーシャンズ

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O氏からいただいたチケットで観てきました。
宮沢りえさんの透き通った声で語られる、
ネイチャードキュメンタリー

どうやって撮ったんでしょうっ??
驚きのカメラワーク!
海の生物たちの息遣いも聞こえてきそうな映像です。
まるで魚たちと一緒に海の中にいるようです。

それが・・・とっても怖いです。

美しい映像もいっぱいあるけどそれも・・・怖い。
なんだか観ていてザワザワするんです。
自分が海をすごく怖がっていることがよくわかりました。

海底には陸地と同じように草も生えていて
歩きながらその草を食んでいるジュゴンなんかもいて
まるで緑の草原のような場面もあったりするんですが、
終始、こんな海の中に身ひとつでいたら
どんなに怖いんだろうって考えてしまいました。
(もちろんすぐ死んでしまうんでしょうけど)

そしてその怖さ、畏怖の感情は、

自然に対する畏敬の念なんだと気づきました。

私なんかが思いもよらない、大いなるものの怖さです。

知っているようで全然知らなかった細部までが
ありありと映し出され、
自然界の大きさというか、すごさというか、
神々しさというか、
まぁなんというか、圧倒されて怖かったんです。

本当の自然と言うのは、
本当に美しい色彩を放っていて、
本当の美しさには、
しつこいですが、畏敬の念としか言い表せないような
怖さがあるような気がします。

私が日々過ごしている中での、
チマチマ考えている思考や、
すぐいい気になったり、凹んだりする感情なんかを超えたところに、

そんな思考や感情なんかのない、
ものすごく大きな海そのものの生命のサイクルがあって、
生まれては死に、
食べては食べられ、
でもそれを嘆かず、怖がらず。

すべては大きな流れの一部。

そうか、

流れに逆らおうとする気持ちがあるから怖いのかな?

海の生物たちは誰一人不平不満を言ってませんでした。

その潔さが、きらきらした生命力を放ってたのかも・・・。

そうかそうか、

私も怖がることはないんだと、自分に言い聞かせました。

敬う、恐れの感情は、

敬い、寄り添う気持ちに、

より感謝して、大切にする気持ちに変えていこう。

映画自体はより環境についてや、人間のしている残虐な行為についての
さまざまな問題提議もしています。

ご興味のある方はぜひ足を運んでみてください。

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August 05, 2009

耳をすませば

友人に、どうしても観て欲しいと言われて観ました。

アニメ、宮崎駿系、全然ノーマークだったんですが・・・。

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生涯の一本になりました・・・。


こんなすごい映画があったとは!!





受験を控えた中学3年生の女の子と男の子のラブストーリー。


自分を超えようとする、女の子の物語です。

好きな人が出来て、

好きな人にもっと近づくために、

今の自分を超えようとする。



ある場面では号泣しました。

懐かしいとか、そんな時代もあったとか、
そういう感想はないんです。
今の自分にビシバシ響いてくる〜〜・・・
うわ〜〜って思いました。

何で、今、このDVDを友人は薦めてくれたんだろう・・・不思議です。


今、なんでヨガをしてるの?
って聞かれたら、


今の自分を超えたいから。

って答えると思います。



好きなものが出来て、

そこに少しでも近づくために、

今の自分を超えたいと思う。



好きになるって、そういうこと。




知らなかったのですが、この映画を作られた近藤喜文監督、
もうこの世にはいらっしゃらないんですね。

こんな素敵な映画をありがとうございます。



ラストシーンも、掛け値ナシの直球!!大好きっ♪




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June 20, 2009

ショーン・ペンの『ミルク』

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またまたいい映画を観ました。

同性愛者であることを公表した上で、米国史上初めて公職に就いた政治家ハーヴェイ・ミルクの半生を描いた伝記ドラマ『ミルク』

ゲイの役柄ということもあるのですが、
ショーン・ペンが、めちゃんこチャーミング!!

今回の映画でのショーン・ペンの笑顔・・・・
また今までとは違う、新しい、初めて見る笑顔の表情なんです。
一瞬で人を惹きつける魅力を持った、ちょっとシャイで、可愛くて、明るい笑顔。

さすが、2度目のオスカー。
役柄によって笑顔のバリエーションもいっぱい持ってるっ!!
この映画でアカデミー主演男優賞を取ってます。

そしてこの映画を通してハーヴェイ・ミルクという実在の人物のことを初めて知りました。本人の笑顔もショーン・ペンに劣らずとっても魅力的っ。

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ドキュメンタリー映画のDVDが出るようなので、
それも見てみたいなと思いました。
ハーヴェィ・ミルク本人の声や動きも見てみたい・・・。

映画は、偏見や差別に泣き寝入りするのではなく、
声を上げよう、
行動を起こしていこう、
と自らは命をかけて勇敢に立ち向かう様が描かれているのですが、
そこに悲壮感はありません。

彼は、大きな、叶えられないかもしれない目標に向かいながら、
その過程をとても大切に生きたことが伝わってきます。
人に対する思いやり、優しさ、ユーモアが
自然に彼の周りに流れていて(敵対する政治家にさえ)
そこがすごく素敵です。

彼は、大きな目標に向かって行動をおこしていくことで起こる
ムーヴメントを愛した。

勝ち負けが問題じゃなく、ムーヴメントが大切。
と映画の中でも言ってました。

ムーヴメントが起こり、
周りの人の意識が変わっていくことを、とても楽しんだ。

ムーヴメントが自分たちの権利となり、自由となり、
希望となることをとても楽しんだ。

そんな感じがします。

彼を取り巻く男性陣もみんな素敵。いい味出してます。

盛岡フォーラムで今日から始まりました。7/3まで。

おすすめです〜。

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June 13, 2009

『スラムドッグ$ミリオネア』

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舞台はインドの大都市
ムンバイ。

人気テレビ番組『クイズ$ミリオネア』で最終問題まで辿り着いたスラム街出身で無学の青年ジャマール。

映画はあと一問で億万長者のチャンスをつかむかもしれない2日間を、
彼のそれまでの過酷な半生を通じてエネルギッシュに描いてます。

愛と勇気と情熱。

いい映画は、この3拍子が揃ってる!

なによりも元気になりますっ!!

ネタばれになるのであまり話しませんが、

とにかく観て〜観て〜っ!としか言えなかったりするんですが、ひとつだけ。


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ジャマールは過酷な幼少期をお兄ちゃんとずっと一緒に過ごします。

その過程で、お兄ちゃんはどんどんヤクザな道へ。
見なくていいものを見すぎたり、知らないほうがいいことを知り過ぎたりすると、人にはそういう道が開けてくるものです。

でもジャマールはそうなりません。



なぜか?



ジャマールには

たったひとつの

自分が本当に欲しいものを小さい頃から持っていたんです。

彼は、小さい頃に自分が望むたったひとつのものをはっきりと自覚した。

そしてその光は、一瞬も消えることなく彼を内側から照らし続けます。

クイズに正解していくことが奇跡ではなく、

その光が、輝きを失わないことこそ奇跡なんですよね。

そしてその光は、オリンピックの聖火のように、
自分で、大切に、ジャマールのように、
灯し続けていくものなんだなぁとしみじみ・・・。

ジャマールの愛と勇気と情熱に、ナマステ。
(音楽もいいですよ)

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May 20, 2009

「グラン・トリノ」とイーストウッド

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「グラン・トリノ」オフィシャル・サイト


去年「チェンジリング」のすぐ後に撮った78歳、クリント・イーストウッドの最新作。

78歳で立て続けに撮れるって、どんだけのエネルギーがあるんでしょう・・・。

でも映画なんて特に一人では出来ないものだから、
周りの彼を慕う人、ブレーンの層の厚さ、人望、
そして彼の、静かそうな物腰の内面にたぎる不屈の闘志・・・
そんなものをとっても感じます。

それもこれも彼が、若い頃から蒔き続けた種があるからこそなんですよね。

それが今、花開き、収穫の時期を迎えている。

彼の人生の後半の収穫の豊作さといったら、郡を抜いてる気がします。

前半の「ダーティ・ハリー」シリーズや、西部劇はあんまり見てませんが、
「マディソン郡の橋」で、へぇ〜、こんなの作るんだ〜・・・
って思ったあたりから興味が出てきて注目してみると、
多彩な面白い映画をドカドカ(清志郎風)作っているのでした。

映画の内容の感想ではないのですが、
「グラントリノ」を観て、強く思ったことは、

それぞれが、それぞれの時期に、やるべきことがある。

ということ。


この映画は、人生の終焉を迎えつつある(失礼かもしれませんが・・・)
イーストウッドが、
今、その78歳という歳の中で、撮るべくして撮った映画なんだと。

彼の、魂のバトンタッチ・・・遺書みたいな映画です。

こういう題材を扱った彼の在り方、彼の今に、心を馳せました・・・。

・・・そっか。
彼は今、そういう場所に立っているんだ、と。



で、映画とはズレていくんですが、ぼんやり思ったこと。



今という時間に、

やるべき大切なことが必ずあって、

今の状況の中で、

何かしらやれることが必ずあって、


そして、

がむしゃらさ、だけではなく、

季節の流れの中に身を起き、

太陽の光と雨の恵みに心を開いていると、


いいのかなぁ・・・。

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April 08, 2009

『シャイン・ア・ライト』

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度肝を抜く、カッコよさ!!

近年まれに見る興奮度!!

最近刺激の少ない日常をおくっている方、

なんだか眠くて、なんにもやる気が起こらないなんていっている方、

ローリングストーンズなんて名前だけしか知らなくても構いません。
(私がそうです。監督のマーティン・スコセッシのファンで、見にいっただけです。ちなみにこの映画、ローリング・ストーンズのライブのドキュメンタリーフィルム)

ぜひ、10日までですが、盛岡フォーラムに駆け込んでください。

ぜひ、劇場でミック・ジャガーに会ってください。

あの腰つき、身体のキレ、・・・10代?20代?

目を疑います・・・。

いえいえ、ミック・ジャガーだけでなく、メンバー含め、ゲストの人たちみんな輝いていて、結局は、そのナマの輝きを残らずフィルムにおさめた・・・(バンドのメンバーの長い歴史の空気感も丸ごとおさまってる!響きます!感じます!)マーティン・スコセッシの偉大さに脱帽なのですが、



結論として・・・



人生は、やりたいことをやるだけ。

そして、

まだまだ、なんだって出来る!

ってことだよね、ミック?




誰に

どこに

いつ



光をあてろ


『Shain a light!』

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March 15, 2009

『誰も守ってくれない』

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ある事件が起きて、加害者と被害者ができる。

その他大勢は、被害者側についたり、加害者側にも同情したり、ただの傍観者、無関心な人も、もちろんいる。


加害者の妹である15歳の少女(志田未来)と、
その加害者の家族を守る立場の刑事(佐藤浩市)の物語
刑事は過去の事件の過ちを認めない警察の被害者でもあり、その時過って死なせてしまった一般人の加害者でもある。そこに、プライバシーも何もかも暴き出して記事にするマスコミ、まるで自分の内側にあるストレスや怒りを事件に便乗させて、加害者の家族を執拗に糾弾していくネット社会の暴走があり、匿名性であることがそれを煽り、報道が煽っていく。


あんまり、観たくはなかった。楽しい映画だとは思えなかったから。
でも、それ以上に設定に興味を持った。
あ〜、今を描こうとしてるんだなぁって、思った。
観てもいいかな・・・観ておくべきかな・・・

そんな感じでフラフラと映画館へ。


・・・・・・。

かなりきつい映画でした。

人間って怖いな。
『ブラインドネス』の時も思ったけど。

そして、自分って、嫌だ嫌だといいながらこういうものを観てしまう。
自分の中にあるそれを、しっかりと確認したいのかな。

そういうものとは、『悪意』。

面白半分の悪意が、恨みからくる悪意が、悪意が悪意を呼び、
悪意の連鎖が広がっていく。

悪意の連鎖って、あなたと私の問題じゃなくって、
個と個の問題を超えていくから、
責任の所在がどんどんなくなっていくなっていくから、
どんどん加速していくし、止めるのが難しい。

それを止めるのは誰なんだろう・・・。

自分の目の前に悪意が立ちはだかった時に、同じ土俵に乗らずに、誰が発端なのかもわからない無責任な悪意を受けとめ、自分のところでしっかりと止めることができるのだろうか?

そして気づくと自分も乗っかってしまってる集団心理の悪意から身を引き、周囲に踊らされず、自覚的に、何者にも加担しない姿勢をとれるのだろうか。

改めて、自分はどこに立っているのか。立っていられるのか。を、問われた映画でした。

悪意って、ホントに小さい、ちょっとした無意識の中に潜んでいるんですよね。

ネットで誰かを死に追いやるほど糾弾する人は、
前の日にただ街を歩いていただけで警官に呼び止められて、
放火の疑いをかけられたのかも。
その警官は、上司から理不尽ないじめを受けたのかも。

大体、私自身、気持ちよく朝起きても、急に誰かに怒鳴られたらそんな気持ちも一変、その人がどうしたんだろうって思いやる間もなく、その大声に対して、怒鳴り返したりしてしまう人間なんで、そのングっ・・・とくるのを抑えて、相手の気持ちを察してみるのが、悪意を止める第一歩・・・
未だに出来てません・・・。


やっと最近、そういう自分を自覚できてきたくらいです。


そんな悪意の連鎖を止めるのは誰なんだろう。


同じ世の中に、善意の連鎖もあるわけで、

何かしてもらって、嬉しい。じゃあ今度は私が誰かに・・・みたいな。

そういう善意の連鎖が、悪意の連鎖と別々の輪じゃなくて、
オセロのコマのように裏表になっていて、
今、現実には悪意の連鎖が見えてるだけで、
その輪は重いけど、誰かが頑張って、
バタンッとひっくり返せば、善意の連鎖になるとしたら、

それをひっくり返すのは誰なんだろう・・・。



誰も守ってくれないから、
自分が守らなければならない。


誰も止めてくれないから、
自分が止めなきゃならない。

そこにあるのは信頼。

悪意の裏側にあるのは善意なんだという信頼。

そして止めるのは自分だと言う決意が大事なんですよね。

決意も、筋肉と一緒で、鍛えれば鍛えるほど強くなるそうです。



今、決意しよう、
自分のところへ来た悪意は、ここで断ち切ることを。


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