May 09, 2009

より気づきの多い、パワーヨガに

パワーヨガのクラスの流れを、少し変えていきたいと思っています。

今まではアシュタンガヨガをベースに、
ヴィンヤーサという、呼吸と動きを同調させる・・・
呼吸に合わせて動くことを重視してきました。

補助の道具を使って一つ一つのアーサナ(ポーズ)をしっかりしていく
アライメントのクラスと区別することと、
より運動量を増やす目的もあり、
一息ごとに動いていく流れを止めないようにしていました。

で、結構行っているアーサナの種類も多かったのですが、
これからは少しアーサナの数は少なくなるかも知れませんが、
その分、ひとつひとつの理解を深めていくことをしていきたいと思います。

アーサナの理解を深めることが、自分の身体の癖を知ることでもあり、
それがココロの癖を知ることでもあると
改めて実感しています。

そう考えると、ひとつのアーサナの中に
自分のすべてが映し出されているかも・・・。

まっすぐに立つタダアーサナの中に
(実はこれが一番難しかったりするのですが)

自分は気持ちばかり、先走り過ぎてるのか、
重心が前のめりなのは、
自分を主張しすぎるのか、
背中側の、後ろの、受け入れるエネルギーが足りないのか、
もっと自分を受け入れる、
今の自分にOKを出してあげる気持ちが足りないのか、
それを微調整していく柔軟性はあるのか、
自由に気持ちよく胸は開いているのか、
軽やかなのはいいが、
それが根無し草になってはいないか、
本当に地に足がついているのか、
足の裏から根を生やすほど、どっしりしているのか、
その立っている全身で、外側の世界を
受け入れているのか、
外の世界に向かって気持ちを開いているのか、
受け入れて、自分のものにして、
それをまたエネルギーに変換していくパワーを
骨盤から宿しているのか
・・・・などなど。

それを頭で考えるのではなく、身体で感じるためにも、
ヤスシさんがおっしゃっていた、



『自分をアーサナに合わせるのではなく、

アーサナを自分よりにしていく』



ことを、徹底していきたいなと思いました。

そしてそれは、言葉を費やして説明していくことではなく、

アーサナをし始めてから、静止するまでの過程の中で、
繊細に自分の身体の響きを感じる時間をゆったりととること。

そこで痛みがあるようなら、痛みがなくなる位置に微調整してもらいながら、
人それぞれ違う身体を持っている中で、
自分なりの立ち位置や、方向、力加減を理解し、実践してもらうこと。

そして、より気持ちよく、身体が整いながら伸びていくための
わかりやすいインストラクションを
これまで以上に心がけていきますので、
よろしくお願いいたします。







moriokayoga at 23:58│Comments(0)TrackBack(0) yoga 

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