August 2008

August 24, 2008

筋肉痛はお友達

え〜、最近またしても左太もも裏を痛めて
伸ばすたびにM的な快感を味わっています・・・。

過去に何回かハムストリングや、内転筋を
いわゆる『筋(スジ)を伸ばしすぎ』て
(医学的に言うとこういう言い方はありません)
完治に半年以上かかったことがあります。

そのたびに

“どーしてこうなっちゃうんだろう”
“なんで私の身体ってこんなにかたいんだろ・・”

なんて嘆いていました。

でも今は・・・そう、

『リフレーミング』です。

リフレーミングとは、グラスに半分ある飲み物を
「もう半分しかない」と思うか「まだ半分ある」
と思うかという話をよく聞かれると思いますが、

枠組み(フレーム)を付け替えること。

ある体験や行動に対して,それを問題,障害,危機などととらえて苦痛、不幸と考えがちな出来事を、
リフレーミングすることで、
実は逆にそれがその人にとって,良い可能性や力,
頼りになるものであることに気づき、
プラスの意味を見出すことができます。



痛くなったら・・・よかったね。

また、自分の身体に意識を向けやすくなったね。

その感覚を通じて、どう治っていくかという
チャレンジのチャンス。

治っていく状態をつぶさに観察できる時間をもらえた。

つまり私にとって身体の痛みは

仲良くしていきたい友達。

自分を映してくれる鏡。

のような存在だったんですね。

実際、何か身体を動かすときに痛むと
ああ、この動きでもここの筋肉も使っているんだなぁとか、

伸ばしているときにはっきりとその筋肉の存在を
「この骨のこの辺りから、ついているんだなぁ」
と改めて感じられる。

決して、その痛みを、ないもののように無視したりせず、
仲良く労わっていこうと思います。





moriokayoga at 16:03|PermalinkComments(2) 身体のこと 

August 19, 2008

簡単なアーサナを深める

ヨガのポーズ=アーサナには、
ある程度簡単に誰でも出来るものから、
これはちょっと、人間として無理っ!!
みたいな難しいものまでさまざまですが、

ヨガの楽しみ方として

簡単なアーサナを自分なりに
どんどん深めていく。

というのがあります。

・・・あります、というか、
今日パワーヨガをしながら勝手に思っただけですが。


パスチモッターナアサナという
座って足を伸ばして前屈するポーズがあります。

ヨガだけに限らず、ストレッチとして
誰もがやったことのあるポーズです。

でもこれが本当に深い!!

(まぁどのアーサナも深いですが)

指に足を引っ掛けたりしますが、
その他にも手のひら全体で足の裏をつかんだり、
肘をどう開くかで
肩から首の伸びも違ってくるし、

肛門を引き上げるように
下腹部を締めて引き込みながら
吐き出し、呼吸しながら

足の親指の先から下半身のエネルギーを
引き上げて上にあげていく。

そしてどこ目がけて呼吸していくのか。
どこのチャクラに当て込んでいくのか。

前屈して呼吸することで
身体の中に火をつけて燃やしていく。



そして何に対して頭をさげるのでしょうか?

何を祈るように身体を倒すのでしょうか?



今日は昼間をのぞけばずいぶん涼しかったので

夏の暑さに頭を下げました。


moriokayoga at 01:13|PermalinkComments(0) yoga 

August 17, 2008

有人若相問 如實知自心

先日、毎日新聞の方からヨガスタジオの取材を受けました。

質問されて、答えているうちに、

答えてはいるんだけど
自分の中で改めて
もう一人の自分が、

「へぇ、そうなんだ〜」

「そうなの?〜」

「そんな風に考えてたんだぁ」

なんて言ってる声が聞こえてきて・・・。



これって、コーチング??



最近の忙しさで流されそうになっていた
私の中の

ヨガってなんだろう、

どうしてこのスタジオを開いたんだろう、

これからどうしていきたいんだろう、

って思いをお盆のお休みの中、
整理することができました。
いいタイミングで、取材を受けられたことに
感謝します。

ありがとうございました。




タイトルは良寛禅師の詩の一部です。

『人有て若し相問わば
 如実に自らの心を知れ』



違う解釈もありますが、

「もし人から何かを聞かれたときに、
本当に自分の求めるものが何かを知れ。
聞かれたときが、知るチャンス」

という解釈を私のヨガの先生がおっしゃっていて
心に残っています。


moriokayoga at 20:50|PermalinkComments(2) コーチング 

August 15, 2008

出来なかったことよりも、出来たことに

スタジオを開くにあたってバタバタが続き、『100人無料コーチング』が全然進んでいません・・・。

この間、久しぶりにコーチングセッションを行い、メールで感想をいただきました。毎回、お相手していただいた方の許可を得てブログに載せています。


感想は、プライバシーのこともあり、具体的に何を話したかは伏せていますので、抽象的な感じしか伝わらないとは思いますが、それでも読んでいただいて、少しでも興味をもっていただける方が、いらっしゃるといいなと思ってます。

ではいただいたAさんからの感想です。

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まず、普段自分の中でぐるぐる悩んでいた事を話す(手放す)機会ができてよかったです。全然まとまらない話
になってしまい、準備が足りなかった事を後悔しながらお話をしていたのですすが、親身に聞いていただいた事
が嬉しかったです。

自分で「ダメだダメだ」と思っていた中から「その中でもよかった点」を聞かれ、それを見出す事は新鮮でした。

結局「よかった点」を見つけられなかったのですが、視点を変える事は私にとって意味がありました。

そして、「○○○に行けただけでもよかった事ですよ」と言われて救われた気持ちがしました。

きっと困らせてしまったコーチングでしたが、視点を変えてポジティブになれるかも!と思えた瞬間はありました。

今後も回数を重ねて受けていきたいです。宜しくお願いします。


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感想はここまでです。




「どうして自分はいつもこうなんだろ」
「どうして自分って、こんなにダメなんだろう」

どうして・・・なんだろう
なぜ〜なのか?

という質問は、その問題に焦点をあてています。

そして、脳は、グーグルの検索機能と一緒で、いくらでもその答えをどこからか引っ張り出してきます。

『どうして私ってこんなにダメなんだろう』と脳に検索をかけると、多分、脳は、あなたのダメなところを軽く、2〜300は!?探し出してくるのではないでしょうか?

「ダメだ、ダメだ」と思っていたAさんは、自分のダメなところにしか焦点をあてていないようで、いつもの輝きが失われていました。


そんなときは、




どうしてダメなのか? → 原因追求型・問題にフォーカス

ではなくて、

どうしたら解決できるのか? → 解決志向・出来ていることにフォーカス


を向けるように、自分の焦点を変えてみましょう〜!



質問1:その問題のいいところは何ですか?

発明王のエジソンは、何千回も失敗しましたが、
「この実験が失敗だとわかったから、またひとつ成功に近づいた。だからこの実験も成功だ」 と考えたそうです。

いいところって、プラス思考になっていないと見つからないので、考えていると自然に元気が出てきます。



そして、ぜ〜んぶダメなはずはないですよね。

ネガティブな罠にはまっているときは、いい時もあるはずなのに、すべてをひとくくりにして、

「何もかもダメ」
「いつもダメ」

となりがちです。問題のかたまりを、解決可能な形に分けてみてください。

質問2:全部はうまくいってなくても、少しでもうまくいったところはどこですか?

少しでもうまくいっていることに気づけば、モチベーションが上がってきます。

何より、自分の出来ることに目を向けた方が、
出来ないことに目を向けるより、やる気も出てきますよね。


私は日記に書くことがなくても、今日やったことを、
今日、出来たこと!!として付けるようにしています。(些細なことばかりですが)

その日に出来なかったことも探せばたくさんありますが、
出来たことだけを数えて、寝るようにしています。

そして、出来たことや、問題のいいところを探していくと、
その行き着く先は、感謝なんだなぁと実感しています。


今日出来たこと。

しばらく書けなかったブログをやっと更新することが出来た。

それが出来たのも、Aさんが、この前のコーチングセッションの感想をメールで送ってくれたから。

きっかけをくれたAさんに感謝です。ありがとうございます!





コーチングって何??
と思われている方はこちらをどうぞ

moriokayoga at 20:44|PermalinkComments(4) コーチング