May 04, 2016

5月のチャリティクラスご報告

今年2回目のチャリティクラス、
14名の方にご参加いただきました。

体調を崩し来られなかったHさんからも預かりましたので
合計15名、金額は25,000円になりました。

ご参加の皆様、ありがとうございました。

前回分との累計は49,000円になります。

一年分をまとめて
全額を「大槌新聞」へ寄付します。

詳しくはこちらこちらをどうぞ。

今回も来てくれた濱ちゃんからは、今現在の大槌の状況などについての話も伺いました。

濱ちゃんが取り組んでいた「生きた証」プロジェクトは、
大槌町はこの3月で、岩手大学への委託をいったん終了し、
それに伴い濱ちゃんの手からも離れてしまいました。 

岩手県大槌町民1285人(関連死含む)全員の人柄や
生前のエピソードを記録し残そうと立ち上げた
「生きた証」プロジェクト。

濱ちゃんから、その取材の様子や、経過を聴くにつけ、
このプロジェクの結果、
記録誌が残ることが大事なのではなく、
そのプロセス自体の方に
とても意義があるように感じていました。

特に濱ちゃんの場合は彼女自身が震災犠牲者です。

自ら家族を失っている濱ちゃんが、
同じ立場の遺族の方々の心を支えたいという理念のもと
アロマセラピスト、そしてカウンセラーの資格も取得して
寄り添って対話したときに生まれた、
遺族の方との信頼感や安心感、共感しあう気持ち。

そこから紡がれた、今は亡き方々のお話は、
故人を忘れずにいるための記録にとどまらず、

その話を話すことで、
その話を聴くことで、

残された人たちが、生き続けていくための何かを
自分の中に見出していく。
町全体でおこなう、
遺族の方々それぞれの
セルフセラピーのもなり得たのではないかと。。。

濱ちゃんの心境もこんな風に綴られていました。

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濱田紀子さんは、故郷の町も家も失い、母も見つからない。
「私はどこから来たのだろう」と、
自分の存在さえあやふやな気がしていた。
それが、亡くなった人が話の中で生き生きしてくると、
なくなった町も生き生きしてきた。
「私もそこで育ったんだ」と思えると、
自分が生き返った気がした。
「自分自身のために、聞き取りをしたかったのかも知れない」。
そう思った。

        「3.11 その時 そして」(東野真和)より抜粋 

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そうは言っても、
話すことで傷ついてしまった方もいらしたかもしれません。
今でもまだ話す気持ちになれない方も
多かったと聞きました。
そんな事情からもなかなか進まず、
本当に地道で大変な一年半だったと思います。

大槌町に限らず、どこの被災地も
復興事業は予定通りにいかず、
問題が山積みだと聞きます。

今年3月で国からの助成金を打ち切られ、
現在個人で頑張っている「大槌新聞」もそうですが、
ひとつの事業を、
理念を持って継続していくことは
本当に難しいことだと思います。

「生きた証」プロジェクトの今後。

大槌町としては、有志の町民らで継続し、
今までの聴き取り分は記録誌として刊行。
その後は随時追加で刊行する方向で検討しているようです。

濱ちゃんの手から離れてしまったことは
とても残念ですが、
せめてこの一年半の「生きた証」プロジェクトの成果が
無駄にならないよう、
大槌町に頑張ってもらいたいです。


次回のチャリティクラスは
7月18日(月)海の日を予定しております。

次回もぜひ

皆様のご参加お待ちしております。



岩手 盛岡 ヨガスタジオ シャンティシャンティ

                                                                                                                                                                                                                              

moriokayoga at 17:38│Comments(0)TrackBack(0)震災後のこと 

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