October 05, 2009

私たちの理解が、別々のものとなりませんように

今回のリストラティブのトレーニングも、学びの多いものになりました。

リラクゼーションが目的ですが、ただのリラックスであれば、
何もしないでゆったりと横になっているのがいいわけで、
そういう意味ではリストラティブヨガは、
本当にシンプルなポーズを少し長めに行う
『アクティブなリラクゼーション』(byヤスシさん)

そのシンプルな、基本的なポーズの深み、神秘さを
改めて感じることができたのが、今回の一番の収穫かもしれません。


集まった方々も、それぞれの目的意識が高く、
インストラクターの方々はきっとそれぞれ
自分の生徒さんの顔を思い浮かべてるんだろうなぁって感じが、
一生懸命に試されている姿にみえました。

自分が持っている身体の痛みのセルフケアで参加されたTさんは
前のトレーニングでも一緒だった方。
今回いろいろお話して仲良くなれたことも嬉しかったり。
こんな風に少しづつ親しくなれる感じ・・・
ゆっくりした時間の流れっていいなと思ったり。

そして私も自分の腰痛からヨガを始めたことを思い出し、

身体の痛みが私をヨガへと導いてくれたんだ・・・と。

クラスの中でもヤスシさんが、

「痛みは、先生のようなもの。いろんなことをおしえてくれるよ」
と言ってました。



そして、トレーニング場所の赤坂のスタジオヨギーで冊子を発見。

『バガヴァットギーターにいたるあらすじと背景』
という、ヴェーダンタ勉強会のものでした。

パラパラめくってみると、

おお〜〜っ!!

そこにまた偶然にも、ヨガフェスタで
ゴヴィンダ先生が終わりに唱えたマントラと遭遇。

こっちの訳の方が、よくわかるっ!!

前に書いたブログで、そのマントラと訳を載せたのですが、
実は自分でもよく消化できていないままの訳を載せていました。

なので、もう一度、前回のと、今回見つけた訳を並べてみます。

===前回のマントラと訳===

オーム サハ ナーヴァヴァトゥ
我々をお守りください  
          

サハ ナウ ブナクトゥ
我々に恩恵をお与えください

サハ ヴィーリャン カラヴァーヴァハイ
我々が精進することができますように

テージャスヴィ ナーヴァディータマストゥ
我々の学びが輝かしいものになりますように

マーヴィドヴィシャーヴァハイ
我々ふたりが敵対しませんように

オーム シャンティ シャンティ シャンティ
      平和    調和    寂静


===今回のヴェーダンタ勉強会の訳===


どうか、宇宙が、私たち(先生と生徒)を守りますように。
私たちをしっかりと養ってくれますように。
私たちがひとつになって、(真理を理解する)力となりますように。
私たちの知性が、輝きとなりますように。
私たちの理解が、別々のものとなりませんように。


あ〜、そうか、

先生と生徒。

おしえる方とおしえられる方。

伝える側と受け取る側。

それが、一方通行だったり、違った解釈で受け取ったりしないように、
しっかりと両側から、同じひとつの真理を抱きとめていられるよう、
宇宙にお祈りしているマントラだったんですね。

今後、いろんなことを学んでいく上で、

先生が本当に伝えたいと思っている胆を
自分がしっかりと押さえることが出来ているか、


このマントラと共に、いつも確認していこうと思います。

moriokayoga at 23:59│Comments(0)TrackBack(0) yoga 

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